冬至カレンダー(2025年〜2027年)
| 年 | 冬至の日付 | 時刻 |
|---|---|---|
| 2025年 | 12月22日(月) | 00:03 |
| 2026年 | 12月22日(火) | 05:50 |
| 2027年 | 12月22日(水) | 11:42 |
時刻は、太陽の黄経がちょうど270度になる瞬間(日本時間)です。この瞬間を含む日が「冬至」と定められています。
冬至とは
冬至(とうじ)は、二十四節気の第22番目にあたる節気で、太陽の黄経がちょうど270度になる瞬間を含む日です。1年のうちで昼(日の出から日の入りまでの時間)がもっとも短く、反対に夜がもっとも長くなる日にあたります。二十四節気は太陽の見かけの通り道である黄道を24等分して季節の名前をつけたもので、冬至はその中でも「1年の折り返し地点」として古くから特別な意味を持たされてきました。地球の地軸が公転面に対して傾いているために太陽の南中高度は1年を通じて変化し、北半球でその高度がもっとも低くなるタイミングが冬至にあたります。
冬至の日付が毎年動く理由
冬至は「太陽の黄経が270度になる瞬間」という天文現象で決まっているため、カレンダー上の日付は固定されていません。地球が太陽のまわりを1周する期間(1太陽年)は365日ちょうどではなく、実際には365.2422日ほどとわずかに端数があります。この端数が1年ごとに少しずつ積み重なるため、冬至の瞬間は年を追うごとに少しずつ遅い時刻へずれていきます。このずれは4年に1度のうるう年で1日分を調整することでリセットされる仕組みになっており、そのタイミング次第で冬至の日付が年によって1日前後することもあります。上の一覧表でも、2025年から2027年にかけて冬至の時刻が00:03→05:50→11:42と少しずつ遅くなっているのは、このずれが積み重なっている途中の姿です。
ゆず湯に入る風習
冬至には、ゆず(柚子)を浮かべたお風呂に入る「ゆず湯」の習わしが広く親しまれています。この風習の由来には諸説あり、よく語られるものとして「冬至(とうじ)」と「湯治(とうじ)」の語呂を掛けたという説や、香りの強い柚子で身を清め邪気を払うという考え方、さらに「柚子(ゆず)」を「融通(ゆうずう)」に掛けて物事が上手くまわるようにという願いを込めたという説などが伝えられています。いずれも民間に伝わる言い伝えですが、寒さが厳しくなるこの時期に香り豊かなお湯で身体を温める生活の知恵として、今も多くの家庭で親しまれています。
かぼちゃと「ん」のつく食べ物
冬至の食卓に欠かせないものといえば、かぼちゃです。かぼちゃを食べると風邪をひきにくくなる、中風(脳卒中)にならないといった言い伝えが各地に残っています。夏から秋にかけて収穫されるかぼちゃは、風味を保ったまま長期間保存できる野菜で、青物が少なくなる冬場に栄養を補う先人の知恵として定着したとされています。かぼちゃは別名「南瓜(なんきん)」とも呼ばれ、これは冬至に「ん」が2つ付く食べ物を食べると運気が上がるとされる「運盛り」という風習にも重なる呼び名です。れんこん・にんじん・ぎんなん・きんかんなども、同じく「ん」のつく食材として冬至に好んで食べられてきました。
一陽来復とは
冬至を表す言葉として「一陽来復(いちようらいふく)」という四字熟語もよく知られています。冬至を境に、それまで弱まり続けていた太陽の力(陽の気)が再び回復し始めることから、悪いことが続いたあとにようやく運が上向きになる、という意味でも使われる言葉です。冬至は1年でもっとも昼が短い日であると同時に、翌日からは少しずつ日照時間が延びていく転換点にもあたります。暦の上での「底」を打つ日として、古くから運気の変わり目・新たな出発の日ととらえられてきました。
冬至は「日の出が最も遅い日」ではない
冬至は1年でもっとも昼が短い日ですが、実は「1年で日の入りがもっとも早い日」でも「日の出がもっとも遅い日」でもありません。地球の公転軌道が完全な円ではないことと地軸が傾いていることが組み合わさって生じる「均時差」という現象により、日の入りがもっとも早くなるのは冬至より少し前の12月上旬ごろ、日の出がもっとも遅くなるのは冬至を過ぎたあとの1月上旬ごろになります。冬至はあくまで「日の出から日の入りまでの時間(昼の長さ)がもっとも短くなる日」であり、日の出・日の入りそれぞれの時刻が単独でもっとも早い・遅いタイミングとは一致しない、という天文学の少し意外な雑学として知られています。
よくある質問
出典: 冬至の日付・時刻(太陽黄経270度になる瞬間)は国立天文台 暦要項の公式値に基づいています。ゆず湯・かぼちゃなどの風習は、地域や家庭によって異なる慣習として紹介しています。