サブネットKAZOERU

192.168.1.10/24(サブネットマスク255.255.255.0)なら、ネットワークアドレスは192.168.1.0、ブロードキャストアドレスは192.168.1.255で、ホストに使えるアドレスは192.168.1.1〜192.168.1.254の254台です。サブネットKAZOERUは、IPアドレスとプレフィックス長(/24)またはサブネットマスクを入れると、ワイルドカードマスク・2進数表示・クラス・プライベートアドレスかどうかも計算します(IPv4用)。

サブネットの計算(IPv4)
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プレフィックス長とサブネットマスクは、どちらか一方を入れると、もう一方が表示されます。IPアドレスの欄に「192.168.1.10/24」の形で入れることもできます。

計算結果

ネットワークアドレス(CIDR表記)

192.168.1.0/24
ブロードキャストアドレス192.168.1.255
使えるホスト数254台

ホストに使えるアドレスの範囲192.168.1.1 〜 192.168.1.254

サブネットマスク255.255.255.0(/24)

ワイルドカードマスク0.0.0.255

アドレスの総数256個

入力したIPアドレス(CIDR表記)192.168.1.10/24

クラスクラスC(1番目の数が192〜223。ネットワーク部が24ビットの区分(/24))

プライベートアドレス(RFC 1918)該当する(192.168.0.0/16)

ループバックアドレス(RFC 1122)該当しない

リンクローカルアドレス(RFC 3927)該当しない

CGN用の共有アドレス空間(RFC 6598)該当しない

アドレスの種類は、入力したIPアドレスについての判定です。

2進数で見ると

IPアドレス11000000.10101000.00000001.00001010

サブネットマスク11111111.11111111.11111111.00000000

ネットワークアドレス11000000.10101000.00000001.00000000

ブロードキャストアドレス11000000.10101000.00000001.11111111

使い方

  1. 「IPアドレス」の欄に、192.168.1.10 のように入力する(192.168.1.10/24 の形でもよい)
  2. 「プレフィックス長」(/24 の24)か「サブネットマスク」(255.255.255.0)のどちらかを入力する。入れた方に合わせて、もう一方が表示される
  3. サブネット計算の結果として、ネットワークアドレス、ブロードキャストアドレス、ホストに使えるアドレスの範囲と数、ワイルドカードマスク、2進数表示、クラス、アドレスの種類がその場で表示される
  4. URLに条件を付けて開くと、その条件で最初から表示される(例: /subnet/?ip=172.16.5.4&len=20 で172.16.0.0/20、使えるホスト数4,094台)。サブネットマスクで渡すときは len の代わりに mask(/subnet/?ip=172.16.5.4&mask=255.255.240.0)を使う。計算欄の下の「この条件のURLをコピー」でも同じ形のURLを作れる

プレフィックス長ごとのサブネットマスクとホスト数は?(早見表)

/24 のサブネットマスクは255.255.255.0で、使えるホスト数は254台です。下の表は/8〜/32を並べたものです。プレフィックス長をタップすると、192.168.1.10 をその長さで計算した結果が計算欄に開きます。

プレフィックス長サブネットマスク使えるホスト数
/8255.0.0.016,777,214
/9255.128.0.08,388,606
/10255.192.0.04,194,302
/11255.224.0.02,097,150
/12255.240.0.01,048,574
/13255.248.0.0524,286
/14255.252.0.0262,142
/15255.254.0.0131,070
/16255.255.0.065,534
/17255.255.128.032,766
/18255.255.192.016,382
/19255.255.224.08,190
/20255.255.240.04,094
/21255.255.248.02,046
/22255.255.252.01,022
/23255.255.254.0510
/24255.255.255.0254
/25255.255.255.128126
/26255.255.255.19262
/27255.255.255.22430
/28255.255.255.24014
/29255.255.255.2486
/30255.255.255.2522
/31255.255.255.2542
/32255.255.255.2551

たとえば、100台を同じネットワークに置くなら、使えるホスト数が100以上になる/25(126台)が最も長いプレフィックス長で、/26は62台です。表のホスト数は、/30までは「総アドレス数 − 2」(/30は2台)で、/31は2台(RFC 3021)、/32は1台です(/31と/32の扱いは下の「使えるホスト数はなぜ『2を引く』の?」にあります)。

サブネットマスクとは?

サブネットマスクは、IPアドレスの32ビットを、ネットワークを表す前半(ネットワーク部)と、その中の端末を表す後半(ホスト部)に分ける境目を示す値です。RFC 950は、この境目をマスクで示す方式を採っています。

マスクの1が続く部分がネットワーク部、0が続く部分がホスト部です。255.255.255.0は先頭の24ビットが1なので、プレフィックス長/24と同じ意味になります(RFC 4632の書き方)。192.168.1.10 を2進数で見ると、次のようになります。

IPアドレス 192.168.1.10
11000000.10101000.00000001.00001010
サブネットマスク 255.255.255.0
11111111.11111111.11111111.00000000
ネットワークアドレス 192.168.1.0(IPアドレスとマスクのAND)
11000000.10101000.00000001.00000000

ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスはどう求める?

ネットワークアドレスは、IPアドレスとサブネットマスクをビットごとにAND(両方が1のときだけ1)した値で、ホスト部をすべて0にしたアドレスです。ブロードキャストアドレスは、ホスト部をすべて1にしたアドレスです(RFC 1122はこれを、そのサブネット宛てのブロードキャストと呼んでいます)。

ネットワークアドレス = IPアドレス AND サブネットマスク
ブロードキャストアドレス = ネットワークアドレス OR ワイルドカードマスク

192.168.1.10/24では、ホスト部の下位8ビットをすべて0にすると192.168.1.0、すべて1にすると192.168.1.255になります。ホストに使えるのは、その間の192.168.1.1〜192.168.1.254です。

使えるホスト数はなぜ「2を引く」の?

ホスト部がすべて0のアドレス(ネットワークアドレス)とすべて1のアドレス(ブロードキャストアドレス)は、特別な場合を除いて端末のアドレスに使えないためです。RFC 1122は、ホスト番号が0または全ビット1のアドレスを認めていません。

使えるホスト数 = 2の(32 − プレフィックス長)乗 − 2

/24 ならホスト部は8ビットなので、2の8乗 − 2 = 256 − 2 = 254台です。

例外が2つあります。/31 は、ポイントツーポイント(2台をつなぐ)のリンクでは2つのアドレスとも端末に使えるとRFC 3021が定めているので、使えるホスト数を2として表示します。/32 は、RFC 4632の表で「host route」とされている、アドレス1つだけを指すプレフィックスなので、1として表示します。この2つでは、ブロードキャストアドレスは出しません。

IPアドレスのクラスA〜Eとは?

クラスは、IPアドレスの先頭ビットで分けた区分で、RFC 791がA・B・Cを、RFC 1112がD・Eを定めています。1番目の数で、どのクラスかが決まります。

クラス1番目の数先頭ビットネットワーク部
クラスA0〜12708ビット
クラスB128〜1911016ビット
クラスC192〜22311024ビット
クラスD224〜2391110—
クラスE240〜2551111—

クラスA・B・Cは、ネットワーク部が8・16・24ビットの区分です。クラスDはマルチキャスト(グループ宛ての通信)用、クラスEは将来の用途のために予約された区分です(RFC 1112)。192.168.1.10 の1番目の数は192なので、クラスCです。

RFC 4632は、クラスA・B・Cの区分から、プレフィックス長でネットワーク部を示す方式(CIDR)へ移ったと説明しています。たとえば、クラスBの172.16.0.0(マスク255.255.0.0)は、172.16.0.0/16と書きます。

プライベートアドレスなどの範囲は?

RFC 1918は、次の3つの範囲を、組織の内部で使うプライベートアドレスとして定めています。

これとは別に、このツールは次の範囲も判定します。

ワイルドカードマスクとは?

ワイルドカードマスクは、サブネットマスクの0と1を入れ替えた値です。255.255.255.0なら0.0.0.255になります。

このツールは、ワイルドカードマスクを、サブネットマスクのビットを反転した値として表示します。/8は0.255.255.255、/16は0.0.255.255、/24は0.0.0.255、/30は0.0.0.3です。ブロードキャストアドレスは、ネットワークアドレスとワイルドカードマスクのORで求められます。

IPv6のサブネットはどう書く?

IPv6は、アドレスの先頭の何ビットをプレフィックスにするかを「アドレス/プレフィックス長」の形で書きます(RFC 4291)。たとえば2001:0DB8:0:CD30::/60は、先頭60ビットをプレフィックスとする書き方の例です。このツールが計算するのはIPv4だけです。

このツールの前提

よくある質問

/24 とはどういう意味ですか?

/24 は、IPアドレス32ビットのうち、先頭の24ビットがネットワーク部であることを示す書き方で、プレフィックス長と呼びます。サブネットマスクでは255.255.255.0にあたります。残りの8ビットがホスト部なので、使えるホスト数は254台です。

サブネットマスクからプレフィックス長を求めるには?

2進数にして、左から続く1の数を数えます。たとえば255.255.240.0は11111111.11111111.11110000.00000000で、1が20個続くので/20です。このツールは、サブネットマスクの欄に入れると、プレフィックス長の欄に自動で表示します。

255.0.255.0 のようなサブネットマスクは計算できますか?

計算できません。このツールは、1が左から続き、そのあとに0が続く形のマスクだけを扱います。RFC 4632は、経路を広告するときのマスクは左から連続していることだけが条件だと書いています。RFC 950は、連続していないマスクも技術的には許していますが、連続させるよう勧めています。

ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスは、端末のアドレスに使えますか?

ホスト部がすべて0(ネットワークアドレス)とすべて1(ブロードキャストアドレス)のアドレスは、特別な場合を除いて端末のアドレスには使えないとRFC 1122が定めています。そのため、使えるホスト数は総アドレス数から2を引いた数です。/31 は例外で、ポイントツーポイントのリンクでは2つのアドレスとも端末に使えるとRFC 3021が定めています。

/31 と /32 はどう計算していますか?

/31 は使えるホスト数を2、/32 は1として表示します。/31 は、ポイントツーポイントのリンクで2つのアドレスとも端末に使えるとRFC 3021が定めているためで、ブロードキャストアドレスは出しません。/32 は、RFC 4632の表で「host route」とされている、アドレス1つだけを指すプレフィックスです。

IPアドレスの欄に「192.168.1.10/24」と入れても計算できますか?

計算できます。「/」のあとをプレフィックス長として読み、プレフィックス長の欄とサブネットマスクの欄にも表示します。全角の数字や、かな入力のピリオド(。)とスラッシュ(・)も同じように読みます。

100台を同じネットワークに置くとき、プレフィックス長はいくつですか?

使えるホスト数が100以上になる、いちばん長いプレフィックス長は/25(126台)です。1つ長い/26は62台で、100台には足りません。端末以外に使うアドレスや将来の増設は考えず、アドレスの数だけで求めた値です。

IPv6のサブネットマスクは計算できますか?

このツールが計算するのはIPv4だけです。IPv6は、RFC 4291が「アドレス/プレフィックス長」の形で先頭の部分を書くと定めていて、たとえば2001:0DB8:0:CD30::/60は先頭60ビットをプレフィックスとする書き方の例です。IPv6のプレフィックスの計算は行っていません。

169.254 で始まるアドレスは何ですか?

RFC 3927が定めるリンクローカルアドレスの範囲(169.254.0.0/16)です。ほかの設定方法が使えない環境で、機器が自動でアドレスを設定するときに使います。RFC 3927は、この範囲を分割しないとも定めています。

100.64.0.0/10 はプライベートアドレスですか?

RFC 1918のプライベートアドレスとは別の範囲です。RFC 6598は、100.64.0.0/10を共有アドレス空間(Shared Address Space)として定め、通信事業者が使うCGN(キャリアグレードNAT)機器のための範囲で、RFC 1918のプライベートアドレスとは区別されると説明しています。

クラスとプレフィックス長はどう違いますか?

クラスは、1番目の数(先頭ビット)でネットワーク部の長さを決める区分で、RFC 791が定めました。プレフィックス長は、ネットワーク部の長さを数字で明示する書き方で、RFC 4632は、クラスA・B・Cからこの方式へ移ったと説明しています。たとえば、クラスBの172.16.0.0(マスク255.255.0.0)は、172.16.0.0/16と書きます。このツールはクラスを参考として表示し、計算にはプレフィックス長を使います。

出典

アドレスの範囲・ホスト数の規則・プレフィックス長の書き方は、IETFが公開しているRFC(Request for Comments)の本文で確かめています。

当サイトは民間のサイトで、IETF・RFC Editor その他の標準化団体や、各RFCの著者が作成・監修したものではありません。RFCの規則にもとづいて計算し、表示するものです。

ご利用にあたって

サブネットKAZOERUは、RFCに書かれた規則にもとづいてIPv4アドレスのサブネットを計算するツールで、ネットワークの設計や機器の設定を指示するものではありません。実際のネットワーク設計や機器の設定は、機器のマニュアルや、ネットワークの管理者・専門家にご確認ください。

最終更新日