PFCバランスKAZOERU

30歳・女性・身体活動レベルふつうの場合、日本人の食事摂取基準(2025年版)では、推定エネルギー必要量が2,050kcal/日、PFCバランス(エネルギー産生栄養素バランス)の目標量が、たんぱく質13〜20%エネルギー(約67〜103g)・脂質20〜30%エネルギー(約46〜68g)・炭水化物50〜65%エネルギー(約256〜333g)と示されています。たんぱく質の推奨量は50g/日です(グラムは四捨五入した概数です)。

PFCバランスの計算
歳
kg

18歳以上のとき、体重から計算したたんぱく質の参考値も表示します。

推定エネルギー必要量
2,050kcal/日

30歳・女性・身体活動レベルふつう(30〜49歳の区分の値)

栄養素%エネルギーグラムkcal
たんぱく質13〜20%約67〜103g約267〜410kcal
脂質20〜30%約46〜68g約410〜615kcal
炭水化物50〜65%約256〜333g約1,025〜1,333kcal

飽和脂肪酸の目標量(上限): 7%エネルギー以下(約16g以下)

たんぱく質の推奨量: 50g/日 ・ 推定平均必要量: 40g/日

グラムとkcalは、範囲の下限・上限とも小数点以下を四捨五入した整数で表示しています(計算の途中では丸めません)。

この結果についての注意

注意書きの「報告書」は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書のことです。

  • 報告書では、範囲の両端は、はっきりした境界を示すものではなく、おおむねの値として示されています。弾力的に使う前提の値です。
  • それぞれの範囲の下の端どうし、上の端どうしを足しても、100%にはなりません。
  • 報告書では、目標量は、必要なエネルギー量を確保したうえでのバランスとして示されています。
  • グラムへの換算には、たんぱく質4kcal/g、脂質9kcal/g、炭水化物4kcal/gを使っています。いずれも概数で、食品によってわずかに異なります。
  • 炭水化物の範囲は、アルコールのエネルギーを含めた計算上の値です。アルコールの摂取を促す意味ではありません。
  • 報告書では、脂質は、飽和脂肪酸など中身の質への配慮も必要としています。飽和脂肪酸の目標量は、報告書の表では上限だけが示されています。
  • 報告書では、炭水化物の範囲を考えるときは、食物繊維の目標量にも十分な注意が必要としています。
  • たんぱく質などの基準の値は、日本人の平均的な体格(参照体位)の方で、身体活動レベルが「ふつう」の場合を想定した値です。報告書では、体格や身体活動が大きく異なる場合は、使い方に注意が必要としています。
  • 推定エネルギー必要量は目安の値です。報告書が成人について推定の方法を比べた検討では、100〜200kcal程度の差が見られています。また、年齢・体格・身体活動が同じでも、必要なエネルギー量には個人差があります。
  • 報告書では、特定の疾患の管理を目的として、たんぱく質の摂取量の制限や多量の摂取が必要な場合は、目標量ではなく、その制限や多量の摂取の方を優先するとしています。

使い方

  1. 年齢(1歳以上)を入力し、性別を選ぶ
  2. 「エネルギーの決め方」を選ぶ。「年齢と身体活動レベルから」なら身体活動レベル(低い・ふつう・高い)を選び(表に値がない区分は選べません)、「自分で入れる(kcal)」なら1日のエネルギー量(kcal)を入力する
  3. 18歳以上なら、体重(kg)を入れると、体重から計算したたんぱく質の参考値も表示される(任意)
  4. 推定エネルギー必要量(または入力したエネルギー量)と、たんぱく質・脂質・炭水化物の目標量の範囲(%エネルギーとグラム)、飽和脂肪酸の目標量、たんぱく質の推奨量がその場で表示される
  5. URLに条件を付けて開くと、その条件で最初から表示される(例: /pfc/?age=45&sex=m&pal=normal&w=70)。計算欄の下の「この条件のURLをコピー」でも同じ形のURLを作れる

PFCバランスはどうやって計算する?

年齢・性別・身体活動レベルから1日の推定エネルギー必要量を決め、そのエネルギーに目標量の%エネルギーを掛けてkcalにし、エネルギー換算係数(1gあたりのkcal)で割ると、たんぱく質・脂質・炭水化物それぞれの1日のグラム数の範囲になります。

PFCバランスは、たんぱく質(Protein)・脂質(Fat)・炭水化物(Carbohydrate)が、1日のエネルギーのうちそれぞれ何%を占めるかを表したものです。厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書(このページでは「報告書」と書きます)では、「エネルギー産生栄養素バランス」として、1歳以上の目標量が%エネルギーの範囲で示されています。

目標量(kcal) = 1日のエネルギー量(kcal) × 目標量(%エネルギー) ÷ 100
グラム(g) = 目標量(kcal) ÷ エネルギー換算係数(kcal/g)

たとえば30歳・女性・身体活動レベルふつうでは、推定エネルギー必要量は2,050kcal/日です。たんぱく質の目標量は13〜20%エネルギーなので、2,050kcalの13〜20%にあたる266.5〜410kcalを、4kcal/gで割って約67〜103gになります。脂質と炭水化物も同じ手順で計算します。

報告書では、目標量は、必要なエネルギー量を確保したうえでのバランスとして示されています。報告書では、範囲の両端は、はっきりした境界を示すものではなく、おおむねの値として示されています。弾力的に使う前提の値です。それぞれの範囲の下の端どうし、上の端どうしを足しても、100%にはなりません。

年齢別のPFCバランスの目標量は?(早見表)

たんぱく質の目標量は、1〜49歳が13〜20%エネルギー、50〜64歳が14〜20%エネルギー、65歳以上が15〜20%エネルギーです。脂質は20〜30%エネルギー、炭水化物は50〜65%エネルギーで、どの年齢区分も同じです(男女共通)。

年齢区分たんぱく質脂質炭水化物
1〜2歳13〜20%20〜30%50〜65%
3〜5歳13〜20%20〜30%50〜65%
6〜7歳13〜20%20〜30%50〜65%
8〜9歳13〜20%20〜30%50〜65%
10〜11歳13〜20%20〜30%50〜65%
12〜14歳13〜20%20〜30%50〜65%
15〜17歳13〜20%20〜30%50〜65%
18〜29歳13〜20%20〜30%50〜65%
30〜49歳13〜20%20〜30%50〜65%
50〜64歳14〜20%20〜30%50〜65%
65〜74歳15〜20%20〜30%50〜65%
75歳以上15〜20%20〜30%50〜65%

表は、1歳以上の目標量(%エネルギー)で、妊娠中・授乳中の方を除く値です。年齢区分の見出しをタップすると、その区分の最初の年齢・身体活動レベル「ふつう」で計算欄が開きます。

報告書では、たんぱく質の下限を、1〜49歳で13%エネルギー、65歳以上で15%エネルギーとし、50〜64歳は両者の間をとって14%エネルギーとしています。上限は、十分な科学的根拠はまだ得られていないとしたうえで、1歳以上のすべての年齢区分で20%エネルギーとしています。

たんぱく質は1日に何g必要?(早見表)

報告書が示すたんぱく質の推奨量は、30〜49歳で男性65g/日・女性50g/日です。たんぱく質には、推奨量のほかに、推定平均必要量と、%エネルギーで示す目標量があります(「タンパク質」と書くこともありますが、このページでは報告書の表記に合わせて「たんぱく質」と書きます)。

年齢区分推奨量(男性)推奨量(女性)目標量
1〜2歳20g20g13〜20%
3〜5歳25g25g13〜20%
6〜7歳30g30g13〜20%
8〜9歳40g40g13〜20%
10〜11歳45g50g13〜20%
12〜14歳60g55g13〜20%
15〜17歳65g55g13〜20%
18〜29歳65g50g13〜20%
30〜49歳65g50g13〜20%
50〜64歳65g50g14〜20%
65〜74歳60g50g15〜20%
75歳以上60g50g15〜20%

推奨量の単位はg/日、目標量は%エネルギーです。年齢区分の見出しと男性のgは男性、女性のgは女性で、その区分の最初の年齢・身体活動レベル「ふつう」の計算欄が開きます。18歳以上は、体重から計算する方法もあります(「体重から計算すると?」をご覧ください)。

グラムに直すには?(4・9・4kcal/g)

目標量のkcalを、エネルギー換算係数(1gあたりのkcal)で割ります。グラムへの換算には、たんぱく質4kcal/g、脂質9kcal/g、炭水化物4kcal/gを使っています。いずれも概数で、食品によってわずかに異なります。

たんぱく質(g) = 目標量(kcal) ÷ 4
脂質(g) = 目標量(kcal) ÷ 9
炭水化物(g) = 目標量(kcal) ÷ 4

たとえば1日のエネルギー量が2,000kcalで、30〜49歳の目標量を使う場合、たんぱく質(13〜20%)は260〜400kcalなので約65〜100g、脂質(20〜30%)は400〜600kcalなので約44〜67g、炭水化物(50〜65%)は1,000〜1,300kcalなので約250〜325gです。

報告書は、炭水化物に食物繊維も含めて、エネルギー換算係数に4kcal/gを用いています(食物繊維が産生するエネルギーは0〜2kcal/gと考えられていますが、活用の利便性などから含めています)。アルコールのエネルギー換算係数は7kcal/gです。炭水化物の範囲は、アルコールのエネルギーを含めた計算上の値です。アルコールの摂取を促す意味ではありません。報告書では、炭水化物の範囲を考えるときは、食物繊維の目標量にも十分な注意が必要としています。

1日のエネルギー量別のグラム数は?(早見表)

30〜49歳の区分(30歳)の目標量(たんぱく質13〜20%・脂質20〜30%・炭水化物50〜65%)で計算すると、1日のエネルギー量が2,000kcalのときは、たんぱく質約65〜100g・脂質約44〜67g・炭水化物約250〜325gです。

年齢区分が1〜49歳のときは、たんぱく質の目標量が同じなので、この表の値がそのまま当てはまります。50〜64歳はたんぱく質が14〜20%、65歳以上はたんぱく質が15〜20%のため、たんぱく質のグラムが変わります(計算欄で年齢を入れると確かめられます)。脂質と炭水化物は、全年齢区分で同じ割合です。

エネルギー量たんぱく質(g)脂質(g)炭水化物(g)
1,600kcal52〜8036〜53200〜260
1,800kcal59〜9040〜60225〜293
2,000kcal65〜10044〜67250〜325
2,200kcal72〜11049〜73275〜358
2,400kcal78〜12053〜80300〜390
2,600kcal85〜13058〜87325〜423
2,800kcal91〜14062〜93350〜455
3,000kcal98〜15067〜100375〜488

表のグラムは、四捨五入した整数の概数です(単位はg/日)。エネルギー量の見出しをタップすると、その量を「自分で入れる(kcal)」に入れて、30歳の計算欄が開きます。

身体活動レベルとは?

身体活動レベルは、1日の活動量を「低い」「ふつう」「高い」の3つに分けたもので、推定エネルギー必要量を決めるときに使います。成人の基準値(代表値。かっこ内はおよその範囲)は、低い1.50(1.40〜1.60)、ふつう1.75(1.60〜1.90)、高い2.00(1.90〜2.20)です。

報告書には、成人の活動内容と活動時間の代表例を示した表もあり、日常生活の内容と、1日あたりの合計時間は次のとおりです。

身体活動レベルの基準値は、年齢区分によっても異なります(たとえば65〜74歳は、低い1.50・ふつう1.70・高い1.90)。また、1〜2歳・3〜5歳は「ふつう」だけ、75歳以上は「低い」「ふつう」の2つだけが示されているため、計算欄ではそれ以外の区分を選べません。

報告書では、75歳以上の「ふつう」は自立している方、「低い」は自宅にいてほとんど外出しない方に当たるとしています。「低い」は、高齢者施設で自立に近い状態で過ごしている方にも使える値としています。

推定エネルギー必要量はどれくらい?(早見表)

身体活動レベルが「ふつう」の場合、推定エネルギー必要量は30〜49歳で男性2,750kcal/日・女性2,050kcal/日です。推定エネルギー必要量は、年齢区分・性別・身体活動レベルごとに示されている、1日のエネルギー必要量の目安の値です。年齢区分ごとの値は次の表のとおりです。

単位はkcal/日で、身体活動レベル「ふつう」の値です。「低い」「高い」の値は、計算欄で身体活動レベルを切り替えると確かめられます。年齢区分の見出しと男性のkcalは男性、女性のkcalは女性で、その区分の最初の年齢の計算欄が開きます。

推定エネルギー必要量は目安の値です。報告書が成人について推定の方法を比べた検討では、100〜200kcal程度の差が見られています。また、年齢・体格・身体活動が同じでも、必要なエネルギー量には個人差があります。体重から基礎代謝量を求めて計算したいときは、基礎代謝KAZOERUをご利用ください。

体重から計算すると?

18歳以上では、報告書がたんぱく質の推定平均必要量を求めるのに使った計算式に、実際の体重を入れた参考値を計算できます。報告書の式は参照体重(日本人の平均的な体格)を掛けて求めたもので、実際の体重を入れるのはこのツールの使い方です。維持必要量(体重1kgあたり0.73g/日)に体重(kg)を掛けたものが推定平均必要量、それを1.25倍したものが推奨量です。

推定平均必要量(g/日) = 0.73 × 体重(kg)
推奨量(g/日) = 推定平均必要量 × 1.25

0.73g/kg体重/日は、良質な動物性たんぱく質の維持必要量0.66g/kg体重/日を、日常食混合たんぱく質の利用効率90%(18歳以上)で割った値です(0.66÷0.9=0.73)。

たとえば体重53.3kgの場合、推定平均必要量は0.73 × 53.3 ≒ 38.9g/日、推奨量はその1.25倍の約48.6g/日です(体重53.3kgは、報告書が基準の算定に使った30〜49歳女性の参照体重です。この条件で計算欄を開く)。表の30〜49歳女性の値(推定平均必要量40g/日・推奨量50g/日)とは少し異なります。

体重から計算した値は、報告書の計算式(維持必要量0.73g/kg体重/日に体重を掛け、推奨量はさらに1.25倍)に実際の体重を入れて、このツールが出した参考値です。報告書はこの式に参照体重(日本人の平均的な体格)を掛けて、1人1日あたりの維持必要量を求めています。表の値は、報告書が四捨五入でなく切上げを用い、必要に応じて前後の年齢区分の値を参考にした平滑化も行っているため、一致しないことがあります。1〜17歳の式は新生組織の蓄積分を含むため、体重から計算する機能はありません(表の値をご覧ください)。

このツールの前提(かならず確認)

本ツールの計算結果は、厚生労働省が公表している食事摂取基準の値とエネルギー換算係数にもとづく目安であり、医学的な診断や栄養状態の評価、食事の指導を行うものではありません。健康や体重管理、食事について判断が必要な場合は、医師や管理栄養士などの専門家にご相談ください。

よくある質問

目標量・推奨量・推定平均必要量は何が違いますか?

目標量は、生活習慣病の発症予防のために、2025年版の報告書が当面の目標として示している摂取量です。推奨量は、ほとんどの方が充足している量です。推定平均必要量は、半数の方が必要量を満たす量です。たんぱく質には3つとも示されていて、目標量は%エネルギーの範囲、推奨量と推定平均必要量はg/日で示されています。

男性と女性で、PFCバランスの目標量は違いますか?

PFCバランスの目標量(%エネルギー)は、男女で同じ値です。推定エネルギー必要量と、たんぱく質の推奨量・推定平均必要量(g/日)は、男女別に示されています(年齢区分によっては、男女で同じ値のものもあります)。

たんぱく質の目標量の下限が、推奨量より少なくなることはありますか?

あります。たんぱく質の目標量は%エネルギー、推奨量はg/日で別々に示されているため、1日のエネルギー量が少ないと、目標量の下限をグラムにした値が推奨量を下回ることがあります。たとえば75歳・女性で1日のエネルギー量に1,200kcalを入力すると、たんぱく質15%エネルギーは約45gで、推奨量50g/日を下回ります。日本人の食事摂取基準(2025年版)では、65歳以上の高齢者について、必要エネルギー摂取量が低い方では下限が推奨量を下回る場合があり得るとしたうえで、その場合でも下限は推奨量以上とすることが望ましいとしています。計算欄では、65歳以上で下限が推奨量を下回るとき、次の注意書きを表示します。「この条件では、たんぱく質の範囲の下限のグラム数が推奨量を下回っています。報告書では、65歳以上の高齢者について、必要なエネルギー摂取量が低い方では下限が推奨量を下回る場合がありうるとしたうえで、その場合でも下限は推奨量以上とすることが望ましいとされています。」(この条件で計算欄を開く)

妊娠中・授乳中の場合はどう計算しますか?

報告書では、妊娠中・授乳中の推定エネルギー必要量とたんぱく質の必要量は、妊娠前・授乳前の同じ年齢区分の値に付加量を足して示されています(たんぱく質の目標量は範囲そのものが示されています)。妊娠中の体格や体重増加量、胎児の発育状況の評価も必要としています。このツールには、妊娠中・授乳中の選択肢はありません。付加量を足した値は、報告書の妊婦・授乳婦の章でご確認ください。妊娠中・授乳中の食事については、かかりつけの医師や助産師、管理栄養士などにご相談ください。

0歳(赤ちゃん)は計算できますか?

できません。日本人の食事摂取基準(2025年版)は、乳児についてはエネルギー産生栄養素バランスを設定せず、1歳以上について設定しているため、このツールの対象は1歳以上です。年齢に0を入力すると、「0歳(乳児)は月齢で区分します。1歳以上の年齢を入力してください。」と表示します。

体重を入れると何が変わりますか?

18歳以上のとき、体重から計算したたんぱく質の推定平均必要量と推奨量の参考値を、結果に追加で表示します。推定エネルギー必要量やPFCバランスの目標量は、体重を入れても変わりません。体重から計算した値は、報告書の計算式(維持必要量0.73g/kg体重/日に体重を掛け、推奨量はさらに1.25倍)に実際の体重を入れて、このツールが出した参考値です。報告書はこの式に参照体重(日本人の平均的な体格)を掛けて、1人1日あたりの維持必要量を求めています。表の値は、報告書が四捨五入でなく切上げを用い、必要に応じて前後の年齢区分の値を参考にした平滑化も行っているため、一致しないことがあります。

「自分で入れる(kcal)」は、どんなときに使いますか?

推定エネルギー必要量の表の値ではなく、ご自身で決めた1日のエネルギー量(kcal)に対する目標量の範囲を知りたいときに使えます。「エネルギーの決め方」で「自分で入れる(kcal)」を選び、エネルギー量を入力してください。報告書では、目標量は、必要なエネルギー量を確保したうえでのバランスとして示されています。

身体活動レベルはどう選べばよいですか?

低い・ふつう・高いそれぞれの目安は、「身体活動レベルとは?」の見出しにまとめています。日本人の食事摂取基準(2025年版)では、たんぱく質などの基準の値は、日本人の平均的な体格(参照体位)の方で、身体活動レベルが「ふつう」の場合を想定した値です。報告書では、体格や身体活動が大きく異なる場合は、使い方に注意が必要としています。

飽和脂肪酸の目標量とは何ですか?

報告書では、脂質は、飽和脂肪酸など中身の質への配慮も必要としています。飽和脂肪酸の目標量は、報告書の表では上限だけが示されています。日本人の食事摂取基準(2025年版)の表では、3〜14歳が10%エネルギー以下、15〜17歳が9%エネルギー以下、18歳以上が7%エネルギー以下です。1〜2歳の区分は、表で「-」(値なし)です。

たんぱく質・脂質・炭水化物の割合を足しても100%にならないのはなぜですか?

報告書では、範囲の両端は、はっきりした境界を示すものではなく、おおむねの値として示されています。弾力的に使う前提の値です。それぞれの範囲の下の端どうし、上の端どうしを足しても、100%にはなりません。たとえば30歳の目標量では、下の端どうし(13+20+50)が83%、上の端どうし(20+30+65)が115%になります。

ダイエットや筋トレ向けの摂取量も計算できますか?

このツールが計算するのは、日本人の食事摂取基準(2025年版)に示された目標量の範囲と推奨量などで、減量や筋力トレーニングなど特定の目的に合わせた摂取量は計算しません。目的に合わせた食事や、特定の疾患がある場合の食事は、医師や管理栄養士にご相談ください。

出典

このページの値は、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書にもとづきます。2025年版は、令和7年度から適用される食事摂取基準です。

当サイトは民間のサイトで、厚生労働省が作成・監修したものではありません。個別の食事や健康の判断が必要な場合は、医師や管理栄養士などの専門家にご確認ください。

最終更新日