基礎代謝KAZOERU

35歳・男性・体重65kgの基礎代謝量は約1,463kcal/日(方法A: 厚生労働省の基礎代謝基準値22.5kcal/kg体重/日 × 65kg)で、身体活動レベルが「ふつう」(1.75)なら1日の推定エネルギー必要量は約2,559kcalです。身長170cmを入れた方法B(国立健康・栄養研究所の式)では約1,481kcalです。性別・年齢・体重を入れると、2つの方法の結果をその場で比べられます。

歳
kg
cm
基礎代謝量(kcal/日)1,463 kcal

基礎代謝基準値 22.5 kcal/kg体重/日(30〜49歳・男性) × 体重65kg で計算しています。

2,559 kcal

方法A: 1,463 kcal方法B: 1,481 kcal

体重別の基礎代謝量はいくら?(早見表)

30〜49歳の男性で体重65kgなら基礎代謝量は約1,463kcal/日、女性なら約1,424kcal/日です(方法A)。体重45〜90kgを5kg刻みにした値は次の表のとおりです。30〜49歳の基礎代謝基準値(男性22.5・女性21.9kcal/kg体重/日)に体重をかけ、kcalは整数に丸めています。

体重と男性のkcalをタップすると35歳・男性で、女性のkcalをタップすると35歳・女性で、その体重の計算欄が開きます。年齢区分が違うときは、下の基準値表の値に体重をかけると同じ方法で求められます。体重・身長・年齢を使う方法Bの値は、計算欄の「方法B」で確かめられます。

使い方

  1. 性別を選び、年齢(1〜120歳)と体重(kg)を入力します。方法Bを使うときは身長(cm)も入力します
  2. 計算方法(方法A: 厚生労働省の基礎代謝基準値 / 方法B: 国立健康・栄養研究所の式)を選びます。2つの方法の結果は、計算欄の下に並べて表示します
  3. 身体活動レベルを選ぶと、基礎代謝量と1日の推定エネルギー必要量が自動で表示されます
  4. URLに条件を付けて開くと、その条件の結果が最初から表示されます(例: /kisotaisha/?sex=female&age=28&weight=52&height=160&pal=mid&method=b で28歳・女性・体重52kg・身長160cm・方法B)。計算欄の下の「この条件のURLをコピー」でも作れます

基礎代謝量はどう計算する?

方法A(厚生労働省の基礎代謝基準値)は、年齢区分と性別で決まる基礎代謝基準値(体重1kg当たりの1日の基礎代謝量)に、体重をかけて求めます。

基礎代謝量(kcal/日) = 基礎代謝基準値(kcal/kg体重/日) × 体重(kg)

例えば35歳の男性は30〜49歳の区分で、基準値は22.5kcal/kg体重/日です。体重65kgなら 22.5 × 65 = 1,462.5で、丸めて1,463kcal/日になります。基準値は12の年齢区分ごとに男女別に定められていて(下の基準値表)、計算に使うのは体重だけです。身長は使いません。

基礎代謝は年齢でどう変わる?(基礎代謝基準値表)

体重1kg当たりの基礎代謝基準値は、年齢区分が上がるにつれて小さくなります。男性は1〜2歳の61.0kcalから75歳以上の21.5kcalまで、女性は59.7kcalから20.7kcalまで下がります(女性は50歳以上で20.7kcalのまま変わりません。単位はいずれもkcal/kg体重/日。下の表)。計算欄に年齢と性別を入れると、当てはまる行と数字に色が付きます。

年齢(歳)男性女性
1〜261.059.7
3〜554.852.2
6〜744.341.9
8〜940.838.3
10〜1137.434.8
12〜1431.029.6
15〜1727.025.3
18〜2923.722.1
30〜4922.521.9
50〜6421.820.7
65〜7421.620.7
75以上21.520.7

区分の境目では、値が段階的に変わります。例えば29歳から30歳になると、男性の基準値は23.7から22.5に変わり、体重65kgの基礎代謝量は1,541kcalから1,463kcalへ、約78kcal小さくなります。同じ体重65kgで成人の区分を比べると、次のとおりです。

年齢区分男性(kcal/日)女性(kcal/日)
18〜29歳1,5411,437
30〜49歳1,4631,424
50〜64歳1,4171,346
65〜74歳1,4041,346
75歳以上1,3981,346

18〜29歳から75歳以上までで、男性は約143kcal、女性は約91kcal小さくなります。方法Bでは、年齢が1歳上がるごとに約3.3kcalずつ連続して小さくなり、区分の境目の段差はありません(方法Bは18〜79歳が対象です)。

方法B(国立健康・栄養研究所の式)はどんな式?

方法B(国立健康・栄養研究所の式・Ganpule式)は、体重・身長・年齢を式に入れて基礎代謝量を推定する方法です。男女で式の最後の定数だけが違います。

男性: (0.0481 × 体重kg + 0.0234 × 身長cm − 0.0138 × 年齢 − 0.4235) × 1000 ÷ 4.186
女性: (0.0481 × 体重kg + 0.0234 × 身長cm − 0.0138 × 年齢 − 0.9708) × 1000 ÷ 4.186

かっこの中を1000倍して4.186で割った値が、kcal/日の基礎代謝量です。例えば35歳の男性で身長170cm・体重65kgなら、かっこの中は6.198で、約1,481kcal/日になります。

この式では、体重が1kg増えると約11.5kcal、身長が1cm高くなると約5.6kcal増え、年齢が1歳上がると約3.3kcal減る計算です(各係数を1000倍して4.186で割った値)。女性の定数は男性より0.5473大きいので、同じ年齢・身長・体重なら約131kcal低くなります。

方法Bの適用範囲は18〜79歳です(20〜74歳のデータをもとに作成され、18〜79歳で妥当性が確認されています)。この範囲外の年齢では、方法A(厚生労働省の基礎代謝基準値)をご利用ください。

方法Aと方法Bはどちらを使えばいい?

年齢が18〜79歳で身長もわかっているなら両方を計算して比べ、18歳未満や80歳以上のとき、または身長がわからないときは方法Aを使います。

2つの方法は式の形が違うため、同じ人でも値が一致しません。方法Aは基準値に体重をかける式で、35歳・男性なら体重が1kg違うと22.5kcal違います。方法Bは体重・身長・年齢を使う式で、体重が1kg違うと約11.5kcalの違いです。35歳・男性・身長170cmで体重だけを変えると、次のようになります。

体重方法A方法B差(B−A)
45kg1,0131,251+238
55kg1,2381,366+128
65kg1,4631,481+18
75kg1,6881,596-92
85kg1,9131,710-203

単位はkcal/日です。差は、表示している2つの値(整数に丸めたkcal)の差です。

この条件では、体重が約66.6kgより軽いと方法Bのほうが大きく、重いと方法Aのほうが大きくなります。どちらが正しいかを決めるのではなく、式の違いによる幅として見てください。

1日の推定エネルギー必要量はどう出す?

基礎代謝量に身体活動レベル(PAL)の係数をかけて出します。計算欄では、選んでいる計算方法(方法A・方法B)の基礎代謝量にかけます。身体活動レベルは、1日の活動量を「低い」「ふつう」「高い」の3つに分けたものです。

推定エネルギー必要量(kcal/日) = 基礎代謝量 × 身体活動レベル(PAL)

例えば35歳・男性・体重65kgの方法Aの基礎代謝量は1,462.5kcal(丸める前の値)で、「ふつう」の1.75をかけると2,559.375、丸めて2,559kcal/日です。「低い」(1.50)なら約2,194kcal、「高い」(2.00)なら約2,925kcalです。計算欄は、表示している基礎代謝量(1,463kcal)ではなく丸める前の値に係数をかけるので、表示した値に1.75をかけた2,560kcalとは1kcalほどずれることがあります。

年齢によって係数が異なり、75歳以上には「高い」の設定がありません。18歳未満の推定エネルギー必要量は計算していません。

年齢区分低いふつう高い
18〜64歳1.501.752.00
65〜74歳1.501.701.90
75歳以上1.401.70—(設定なし)

計算結果をほかのツールにつなげたいときは、1日のエネルギー量を入れて、たんぱく質・脂質・炭水化物の目標量の範囲をグラムで出せるPFCバランスKAZOERUもご利用ください。

計算結果はどこまで当てになる?

目安です。方法Aも方法Bも統計にもとづく推定で、一人ひとりの実測値を示すものではありません。食事摂取基準(エネルギー)も、どの推定方法を用いても真の値を正確に推定することはできず、示している推定エネルギー必要量にも同じ限界があるとしています。

出典

ご利用にあたって

本ツールの計算結果は、公表されている計算式に基づく目安であり、医学的な診断や健康状態の評価を行うものではありません。健康や体重管理について判断が必要な場合は、医師や管理栄養士などの専門家にご相談ください。

よくある質問

方法Aと方法Bで結果が違うのはなぜですか?

2つの方法は、求め方ももとになった資料も別だからです。方法Aは年齢区分と性別ごとの基礎代謝基準値に体重をかける方法、方法Bは体重・身長・年齢を式に入れて推定する方法です。例えば35歳・男性・身長170cmで体重65kgなら、方法Aは約1,463kcal、方法Bは約1,481kcalです。この条件では、体重が約66.6kgより軽いと方法Bのほうが大きく、重いと方法Aのほうが大きくなります。どちらかが正しいということではなく、推定の幅として見てください。

18歳未満や80歳以上でも計算できますか?

方法Aは1〜120歳の整数で計算でき、80歳以上は「75歳以上」の区分の基準値を使います。方法Bは18〜79歳だけで、範囲外の年齢では方法Aの結果を使うよう案内します。1日の推定エネルギー必要量は、身体活動レベルの表がある18歳以上だけ計算し、18歳未満では基礎代謝量(方法A)だけを表示します。食事摂取基準では、成長期の子どもの推定エネルギー必要量に成長に伴う組織増加分のエネルギーが加わりますが、このツールの式にはその加算がありません。1歳未満の乳児は計算できません。

基礎代謝量・推定エネルギー必要量・消費カロリーは何が違いますか?

基礎代謝量は、何もせず安静にしていても消費される最低限のエネルギー量です。推定エネルギー必要量は、そこに日常生活での活動量(身体活動レベル)を掛け合わせた、1日に必要なエネルギーの目安です。1日の消費カロリーは、基礎代謝量に日常生活や運動で使った分が加わったもので、運動や家事ごとの消費カロリーは消費カロリーKAZOERUでメッツから計算できます。

体脂肪率は基礎代謝量に関係しますか?

食事摂取基準は、同じ体重でも体組成が異なると基礎代謝量はある程度異なると考えられるとしています。このツールの方法A・方法Bは体脂肪率を使わず、体重(と年齢・性別、方法Bは身長)だけで推定するため、体組成の違いは反映されません。身長・体重・年齢からの体脂肪率の推定は体脂肪率KAZOERUで計算できます。

身体活動レベルはどう選べばいいですか?

「低い」は生活の大部分が座位の場合、「ふつう」は座位中心だが移動や立位での作業・軽い運動を含む場合、「高い」は移動や立位の多い仕事、または活発な運動習慣がある場合の目安です。18〜64歳は1.50・1.75・2.00で、65歳以上は係数が異なり、75歳以上には「高い」の設定がありません。

妊娠中や授乳中でも使えますか?

計算はできますが、結果に妊娠中・授乳中のエネルギー付加量は含まれません。食事摂取基準には妊婦・授乳婦の付加量が別に示されているので、該当する方は食事摂取基準の原文や、医師・管理栄養士などの専門家にご確認ください。

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