使い方
- 赤ちゃんの生年月日を入れる
- 男の子・女の子を選ぶ(出典によって挙げている日数が異なります)
- 出典ごとの該当日と、その前後にあたる土曜・日曜・祝日の候補日が六曜つきで表示されます
お宮参り(初宮詣)とは
お宮参りは、赤ちゃんが生まれて初めて土地の神様(氏神様・産土神)にお参りし、無事に生まれたことへの感謝と、これからの健やかな成長を祈る行事です。初宮詣(はつみやもうで)・初宮参りとも呼ばれ、赤ちゃんにとって人生で最初の神社参拝にあたります。かつては赤ちゃんを地域の一員として神様に披露する意味合いも持っていたとされ、現在も家族そろってお参りする行事として受け継がれています。
いつ行うかについて、法律や全国一律の決まりはありません。神社庁や神社の公式ページはそれぞれ「生後何日目」という目安を示していますが、その日数は出典によって食い違っており、どれか一つが正解というものではありません。このページは、その食い違いをそのまま見比べられるようにするための道具です。
生後何日目に行く? — 出典によって説明が違う
今回参照したのは、全国組織である神社本庁のページが1件、都道府県の神社庁のページが6件、個別の神社の公式ページが1件、あわせて8件です。それぞれが「生後何日目」と書いているかを、主体を明示して並べました。同じ性別でも8件のあいだで日数が分かれており、「〜日目」ではなく「〜が過ぎてから」という書き方をしている出典もあります。
| 出典(主体) | 男の子 | 女の子 |
|---|---|---|
| 神社本庁「出産と育児に関する神事」全国組織である神社本庁の説明。地域によって異なることもある旨を明記している。「一般的に男の子は31日目、女の子は33日目に行われていますが、地域によって異なることもあります。」 | 生後31日目 | 生後33日目 |
| 北海道神社庁「人生礼儀・人生のまつり」北海道では生後100日前後が一般的とし、生後30日以後100日ぐらいの間を目安としている。「男子は31日目頃、女子は33日目頃に初めて氏神様へお参りをし、さらなる御加護を祈願します。」 | 生後31日目ごろ・生後100日前後・生後30〜100日ごろ | 生後33日目ごろ・生後100日前後・生後30〜100日ごろ |
| 宮城県神社庁「人生儀礼」男児は32日目を主として31日目を併記している。「地方により多少違いがあるようですが、一般的には男児が32日目(または31日目)、女児は33日目に行います。」 | 生後32日目・生後31日目 | 生後33日目 |
| 長野県神社庁「人生儀礼」男児32日目・女児33日目としている。「男児は生後32日目、女児は33日目に初めて神社にお参りし、無事成長をお祈りします。」 | 生後32日目 | 生後33日目 |
| 島根県神社庁「人生儀礼・行事」「〇日目」ではなく「生後〇日が過ぎてから」という書き方で、日にちは地域によって様々としている。「男の子は生後30日、女の子は生後31日が過ぎてから行うのが主流ですが、その日にちは地域によって様々です。」 | 生後30日が過ぎてから | 生後31日が過ぎてから |
| 広島県神社庁「人生儀礼・建築儀礼」男女とも百日前後に参る地域も多いと併記している。「地域によって違いはありますが、男の子は生後三十一日目、女の子は三十三日目、または男女とも百日前後でお参りするところが多いようです。」 | 生後31日目・生後100日前後 | 生後33日目・生後100日前後 |
| 福岡県神社庁「人生儀礼について」他の出典より早い日数を挙げており、100日目に行う地方もあると併記している。「地域により異なりますが、生まれてから男子は三十日目、女子は三十一日目に産土神に参拝します。」 | 生後30日目・生後100日目 | 生後31日目・生後100日目 |
| 水天宮(東京都中央区)「初宮詣・七五三詣」女児を32日目としており、神社庁系の出典と日数が異なる。「時期:男の子生後三十一日目、女の子生後三十二日目。」 | 生後31日目 | 生後32日目 |
表の日数は、各出典の公式ページの記載を機械的に抽出したものです(2026-09-10取得)。「◯◯県の慣習」ではなく「◯◯県神社庁の説明」として読んでください。県神社庁のページはその県の公式な決まりを定めたものではなく、あくまでその団体による説明です。
生後日数の数え方(生まれた日を1日目と数える)
「生後31日目」のような日数は、生まれた日をどう数えるかで1日ずれます。産泰神社(群馬県前橋市)「お宮参りはいつ行く?」の説明では「男の子・女の子、いずれの場合も、生まれた日を1日目として数えます。」とされています。このページの計算もこの数え方に合わせているので、1月1日生まれの男の子であれば、生後31日目は1月31日になります。誕生日の当日が1日目で、その翌日から1日ずつ数えていきます。
月をまたぐとき、年をまたぐとき、閏年の2月29日生まれのときも、この式のとおりに日付を足して計算しています。手で数えると数え間違いが起きやすいところなので、生年月日を入れて確かめてみてください。
男の子と女の子で日数が違うとされること
お宮参りの日数を男女で分けて説明している出典は多く、たとえば神社本庁「出産と育児に関する神事」の説明では男の子生後31日目・女の子生後33日目(2日差)、福岡県神社庁「人生儀礼について」の説明では男の子生後30日目・女の子生後31日目(1日差)となっています。ただし、なぜ男女で日数を分けるのかという理由を書いている出典は、今回参照した8件の中にはありませんでした。
また、日数そのものも出典によって割れています。女の子について、水天宮(東京都中央区)「初宮詣・七五三詣」は生後32日目としており、神社本庁「出産と育児に関する神事」をはじめとする多くの出典が挙げる生後33日目とは異なります。島根県神社庁「人生儀礼・行事」は「生後30日が過ぎてから」「生後31日が過ぎてから」という書き方で、特定の1日を示していません。このページでは、特定の1日を示していない出典については「この日」と断定せず、最も早い日から先を目安として表示しています。
百日(ももか)前後にお参りする地域
生後1か月ごろではなく、生後100日前後にお参りする地域があることに触れている出典もあります。北海道神社庁「人生礼儀・人生のまつり」、広島県神社庁「人生儀礼・建築儀礼」、福岡県神社庁「人生儀礼について」の3件がこれにあたります。とくに北海道神社庁「人生礼儀・人生のまつり」は、寒さの厳しい地域の事情から本州とは時期の考え方が異なる旨を説明しています。このページの候補日一覧が生後1か月ごろだけでなく百日ごろまでを含む範囲になっているのは、出典がこの幅を挙げているためです。
現代の日取りの決め方
出典の多くは、日数を挙げたうえで「地域によって異なる」「日にちは地域によって様々」と書き添えています。つまり、示されている日数はあくまで目安で、その日でなければならないという決まりではありません。実際には、家族が集まりやすい土曜・日曜や祝日に合わせる、真夏や真冬の気候の厳しい時期を避けて時期をずらす、赤ちゃんと母親の体調に合わせて日を動かす、といった決め方をする家庭が多くあります。
このページが土曜・日曜・祝日を候補日として並べているのも、そうした現実的な決め方に合わせるためです。日取りよりも赤ちゃんと母親の体調を最優先にしてください。心配なことがあるときは、かかりつけの医療機関にご相談ください。なお、このページは日付の計算のみを行うもので、医学的な助言は含みません。
六曜(大安)との関係
大安・仏滅などの六曜は、中国由来の暦注が日本で独自に変化したもので、仏教とも神道とも系統が異なります。名前に「仏」の字が入る仏滅も仏教とは関係がなく、神社の参拝の作法や日取りを定めるものでもありません。六曜は公的な定義を持たない民間の暦注です。
それでも大安を目安にする家庭が多いため、このページでは候補日に六曜を併記し、大安と重なる日に★を付けています。これは「大安にお参りするのがよい」という意味ではなく、家族で日取りを相談するときの参考と、大安の土曜・日曜は参拝者が多くなりやすいという混雑の目安としての情報です。六曜を気にせず、体調と都合のよい日を選ぶ考え方も同じように広く見られます。
このページの前提(かならず確認)
- お宮参りの日数は法令ではなく地域の慣習です。このページは出典の記載をそのまま並べているだけで、どれが正しいかを判定するものではありません
- 都道府県の神社庁のページは、その県の公式な決まりを定めたものではなく、その団体による説明です。「◯◯県神社庁の説明では」という主体つきで読んでください
- 特定の1日を示していない書き方(「〜が過ぎてから」など)の出典については、最も早い日から先を目安として表示し、1日に断定していません
- 六曜と祝日は収録している暦データの期間についてのみ表示します。期間から外れる日は日付だけを表示します(計算そのものは期間に関係なく正しく行われます)
- 実際に参拝する神社の受付時間や作法は神社ごとに異なります。お参りの前にその神社へご確認ください
よくある質問
出典: お宮参りの日数は神社本庁「出産と育児に関する神事」、北海道神社庁「人生礼儀・人生のまつり」、宮城県神社庁「人生儀礼」、長野県神社庁「人生儀礼」、島根県神社庁「人生儀礼・行事」、広島県神社庁「人生儀礼・建築儀礼」、福岡県神社庁「人生儀礼について」、水天宮(東京都中央区)「初宮詣・七五三詣」の各公式ページ、生後日数の数え方は産泰神社(群馬県前橋市)「お宮参りはいつ行く?」によります(いずれも2026-09-10取得)。六曜は国立天文台 暦要項の朔・中気の公式値にもとづく旧暦計算から機械的に算出しており、六曜自体は公的な定義のない民間の暦注です。祝日は内閣府「国民の祝日について」の告示済みデータによります。神社名・神社庁名は出典の表記として用いているもので、当サイトとの提携・監修関係を示すものではありません。