2026年・2027年の七草粥(1月7日)
| 年 | 日付 |
|---|---|
| 2026年 | 1月7日(水) |
| 2027年 | 1月7日(木) |
七草粥(1月7日・人日の節句)は、五節句のひとつとして暦の上に固定された日付です。曜日はグレゴリオ暦にもとづいて機械的に計算しています。
春の七草
春の七草は、せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろの7種類です。現代の名前に置き換えると、なずなは「ぺんぺん草」、ごぎょうは「ハハコグサ」、はこべらは「ハコベ」、ほとけのざは「コオニタビラコ」、すずなは「カブ」、すずしろは「ダイコン」にあたるとされています。
| 七草の名前 | 現代の呼び名 |
|---|---|
| せり | セリ |
| なずな | ぺんぺん草 |
| ごぎょう | ハハコグサ |
| はこべら | ハコベ |
| ほとけのざ | コオニタビラコ |
| すずな | カブ |
| すずしろ | ダイコン |
観賞用に選ばれた「秋の七草」(萩・すすき・くずなど)とは別物で、食べる習わしはありません。
覚え方
春の七草は、五・七・五・七・七のリズムに乗せた次の言い回しで覚えられることがよく知られています。声に出して読むと、7種類の名前が一度に頭に入りやすくなります。
ごぎょう はこべら
ほとけのざ
すずな すずしろ
これぞ七草
人日の節句とは
1月7日は、五節句(人日・上巳・端午・七夕・重陽)のひとつ「人日(じんじつ)の節句」にあたります。五節句は、3月3日の上巳(桃の節句・ひな祭り)、5月5日の端午(こどもの日)、7月7日の七夕、9月9日の重陽と、季節の節目に邪気を払う行事として江戸幕府が公式に定めた5つの日です。人日はその最初にあたる節句で、七草粥はこの日の行事食として位置づけられています。
七草粥の由来
七草粥の由来には、中国と日本、2つの風習が結びついたとする説が広く知られています。中国では古くから1月7日を「人日」と呼び、7種類の若菜を入れた汁物を食べて無病息災を願う習慣があったとされています。一方、日本には雪の間から出た若菜を摘む「若菜摘み」という古来の風習があり、この2つが結びつく形で七草粥の習わしが生まれたと考えられています。江戸時代には五節句のひとつとして江戸幕府が公式行事に定め、武家から庶民へと広まっていったとされています。
なぜ1月7日に七草粥を食べるのか
七草粥を1月7日に食べる理由としては、お正月のごちそうやお酒で疲れた胃腸を休め、青物が不足しがちなこの時期に若菜で栄養を補う、という生活の知恵として親しまれてきたとされています。あわせて、1年の無病息災(病気をせず健康に過ごせること)を願う行事食としての意味合いも古くから伝えられています。
七草粥はいつ食べる?(朝・夜)
七草粥は、1月7日の朝に食べるのが古くからの習わしとされています。前日の夜のうちに七草を刻んでまな板の上に用意しておき、当日の朝に粥と合わせて炊き上げる、という手順を紹介している地域もあります。もっとも、現代では家庭の都合に合わせて昼や夜に食べても差し支えないとされ、必ず朝でなければならないという厳密な決まりがあるわけではありません。
地域による違い
七草粥の中身は全国一律ではなく、地域による違いも見られます。雪深い地域など、1月の時点で7種類すべての若菜を揃えるのが難しい土地では、手に入る青菜や乾燥させた野菜で代用したり、七草粥ではなく雑煮風の料理にして行事の意味合いを引き継いだりする例が伝えられています。使う具材や味付けも、家庭や地域によってさまざまです。
よくある質問
出典: 七草粥(1月7日・人日の節句)は、五節句のひとつとして全国的に広く知られている慣習上の固定日です。春の七草の現代の呼び名・覚え方・由来・食べる時間帯・地域差については、古くからの言い伝えや民間伝承にもとづく一般的な説明として紹介しており、法律や公的機関が定めたものではありません。栄養面での効能を保証するものではなく、地域や家庭によって扱いが異なる場合があります。