カウプ指数KAZOERU

身長80cm・体重10kgの赤ちゃんの場合、カウプ指数は15.6です(男の子なら肥満度は-3.7%で、「ふつう」の範囲です)。

cm

性別を選ぶと、1歳以上6歳未満・身長70〜120cmの幼児に使う式で、身長別の標準体重と肥満度も計算します。

カウプ指数15.6

性別を選ぶと、身長別の標準体重と比べた肥満度がわかります。

使い方

  1. 身長(cm)を入力する
  2. 体重を入力する(単位はkg・gから選べる)
  3. 性別を選ぶと、身長別の標準体重と比べた肥満度もわかる(選ばなくてもカウプ指数は表示される)
  4. 計算欄はURLに条件を付けて開ける(例: /kaup-shisu/?h=80&w=10&unit=kg&sex=male)。計算欄の下の「この条件のURLをコピー」でも作れる

カウプ指数の計算方法は?

カウプ指数(BMI)は、体重(kg)を身長(m)の2乗で割って求めます。育児の記録でよく使うグラム・センチメートルのままでも、体重(g)を身長(cm)の2乗で割って10をかければ同じ値になります(単位をそろえているだけの同じ式です)。これは成人のBMIとまったく同じ式で、乳幼児の場合に「カウプ指数」と呼ばれます。

カウプ指数 = 体重(kg) ÷ 身長(m)²
カウプ指数 = 体重(g) ÷ 身長(cm)² × 10

例えば身長80cm・体重10kgなら、身長は0.8mなので、カウプ指数は10 ÷ (0.8 × 0.8) ≈ 15.6です。

カウプ指数の目安は?

カウプ指数には、乳幼児の体格の「一応の基準」として15〜19という数字が示されています。ただし、カウプ指数は月齢や年齢とともに大きく変動するため、乳幼児期を通して同じ基準で評価すると判断を誤りやすいとされています。そのため、このツールではカウプ指数の数値そのものに「ふつう」「肥満」のような判定はつけていません。体格をより詳しく見る場合は、次に説明する「肥満度」(身長別の標準体重との比較)が使われます。

例えば身長80cm・体重10kgのカウプ指数15.6は15〜19の範囲に入りますが、身長90cm・体重17kgならカウプ指数は21.0で、この範囲の外側になります。

肥満度とは?

肥満度は、実測体重を「その身長の子どもの標準的な体重(身長別標準体重)」と比べて、どれだけ重い・軽いかを百分率で表したものです。

肥満度(%) = (実測体重 − 身長別標準体重) ÷ 身長別標準体重 × 100

乳幼児では、肥満度が±15%以内を「ふつう」としています。肥満度が15%以上になると「肥満の可能性がある」とされ、30%以上は、医療機関等への相談を検討する目安の一つとされています(このほかにカウプ指数の発育曲線上の位置による条件もあわせて使われており、どちらか一方に当てはまるかどうかで判断されます。このツールは肥満度(%)だけで表示しており、発育曲線上の位置による判定には対応していません)。

例えば身長90cm・体重15kgの男の子なら、身長別標準体重は12.7kgなので、肥満度は+17.9%(肥満の可能性がある範囲)です。同じ身長で体重17kgなら、肥満度は+33.7%(医療機関に相談する目安の範囲)になります。反対に身長100cm・体重12kgの男の子では、身長別標準体重15.5kgに対して肥満度は-22.4%で、「ふつう」の範囲(±15%以内)を下回ります。

参考にしている資料では、2歳未満と2歳以上で医療機関等への紹介基準の書き方が少し異なります。このツールは月齢・年齢を入力に使っていないため、年齢による書き分けは行っていません。

身長別の標準体重は?

身長別の標準体重は、1歳以上6歳未満・身長70〜120cmの幼児を対象に、身長から2次式で求められます。男女で係数が異なります。

標準体重(kg) = 0.00206×身長(cm)² − 0.1166×身長(cm) + 6.5273(男の子)
標準体重(kg) = 0.00249×身長(cm)² − 0.1858×身長(cm) + 9.036(女の子)

身長70〜120cmの範囲で10cmごとの標準体重と、肥満度が±15%以内に収まる体重の範囲は次のとおりです。身長・性別をタップすると、その条件で計算欄が開きます。

かっこ内は、肥満度が±15%以内(「ふつう」の範囲)に収まる体重の範囲で、両端も範囲に収まる0.1kg単位の値で表示しています。身長70〜120cmの範囲外では、この式による標準体重は計算できません。

気になるときはどうする?

体重や体格の増え方が気になる場合は、この計算結果だけで判断せず、乳幼児健診や、母子健康手帳に記録されている発育曲線と見比べながら、かかりつけの医師にご相談ください。医療機関等への紹介の目安には、ここで説明した肥満度による条件のほかに、カウプ指数の発育曲線上の位置による条件もあわせて使われており、そのいずれかに当てはまるかどうかで判断されます。このツールが計算する肥満度だけで、医学的な判断ができるわけではありません。

このツールの前提(かならず確認)

本ツールの計算結果は、公表されている計算式にもとづく目安であり、医学的な診断や発育の評価を行うものではありません。体重や発育について気になることがある場合は、乳幼児健診やかかりつけの医師にご相談ください。

よくある質問

カウプ指数と肥満度は何が違いますか?

カウプ指数は体重(kg)を身長(m)の2乗で割るだけの数値です。肥満度は、実測体重を「その身長の子どもの標準的な体重」と比べた割合(%)で、身長ごとの基準にもとづいて評価できます。参考にしている資料では、幼児の体格を身長別の標準体重と比べた肥満度で評価しています。カウプ指数は月齢・年齢とともに大きく変動するため、乳幼児期を通して同じ基準で評価すると判断を誤りやすいとされています。

体重をグラムで入力してもいいですか?

はい。体重の単位はkgとgのどちらでも入力でき、どちらを選んでも同じ計算結果になります(単位を換算しているだけです)。母子健康手帳などグラム表記の記録から入力する場合は、gを選んでください。

性別を選ばないとどうなりますか?

性別を選ばなくてもカウプ指数は計算されます。ただし身長別の標準体重と比べた肥満度は、男女で式が異なるため、性別を選ぶまで表示されません。

身長が70cm未満、または120cmを超える場合はどうなりますか?

身長別の標準体重の式は、1歳以上6歳未満・身長70〜120cmの幼児を対象にしたものです。この範囲外の身長では肥満度を計算せず、カウプ指数だけを表示します。

肥満度がマイナスで、かなり軽い値のときはどう見ればいいですか?

乳幼児では、肥満度±15%以内が「ふつう」の範囲とされています。マイナス15%を下回る場合も、このツールはカウプ指数と肥満度の数値を表示するだけで、判定はしません。体重の増え方が気になる場合は、母子健康手帳の発育曲線と見比べながら、乳幼児健診やかかりつけの医師にご相談ください。

パーセンタイル(発育曲線)による評価はできますか?

いいえ、このツールでは対応していません。母子健康手帳に載っている身長・体重のグラフ(発育曲線)に実際の値を記入すると、同世代の中でのおおよその位置がわかります。あわせて確認したい場合は、母子健康手帳や乳幼児健診をご利用ください。

2歳未満と2歳以上で、判断のしかたは違いますか?

参考にしている資料では、2歳未満と2歳以上で医療機関等への紹介基準の書き方が少し異なります(2歳以上はカウプ指数のパーセンタイルとの組み合わせ、2歳未満は体重の発育曲線の基準線との組み合わせなど)。このツールは年齢を入力せず肥満度(%)だけを表示しているため、年齢による違いは反映していません。

出典

当サイトは民間のサイトで、医療機関や公的機関が作成・監修したものではありません。

最終更新日