日割り計算KAZOERU

月額83,000円の部屋に9月10日から入居すると、9月分の家賃は日割りで58,100円です(9月の日数30日で割る場合)。月給30万円の人が9月16日に入社すると、9月分の給与は日割りで150,000円です(その月の暦日数で割る場合)。

円
58,100円
占有日数 21日(2026年9月は30日)
83,000円 ÷ 30日 × 21日 = 58,100円

使い方

  1. 上のタブで「家賃」か「給与」を選ぶ
  2. 対象の年月と、入居日・退去日(給与は入社日・退社日)を入れる。空欄のままだと、それぞれ月の初日・末日として計算する
  3. 計算方式と、円未満の端数処理を選ぶ。給与で「所定労働日数」「月平均所定労働日数」を選んだときは、休日の設定(土日・祝日を休日にするかどうか)も選べる
  4. 計算欄はURLに条件を付けて開ける(例: /hiwari/?mode=yachin&amt=83000&ym=2026-09&from=2026-09-10&method=cal&round=floor)。計算欄の下の「この条件のURLをコピー」でも作れる

家賃の日割りはどう計算する?(早見表)

家賃の日割り計算の方法は、部屋を借りるときの賃貸借契約で決まります。国土交通省が示す賃貸住宅標準契約書には「1か月に満たない期間の賃料は、1か月を30日として日割計算した額とする。」と書かれています(第4条2項)。一方で、この契約書の解説コメントには「日割計算の際の分母については、「各月の実際の日数とすること」と「一律に一定の日数とすること」の二つの方法が考えられるが、計算がある程度簡便であることから、「一律に一定の日数とすること(1か月30日)」としている。」ともあり、その月の実際の日数(暦日数)で割る方法も考え方の一つとして挙げられています。このツールでは、この2つの方法を選んで計算できます。

2026年8月(31日)に月額100,000円の部屋へ入居した場合、退去日を指定せず月末まで住むとすると、入居日ごとの日割り家賃額は次のとおりです。入居日をタップすると、その条件で計算欄が開きます。

入居日暦日数30日固定
1日100,000円100,000円
5日87,096円90,000円
10日70,967円73,333円
15日54,838円56,666円
20日38,709円40,000円
25日22,580円23,333円

「暦日数」はその月の実際の日数(この例では31日)で割る方法、「30日固定」は1か月を30日として割る方法です。入居日が1日の行は、退去日を指定しなければ1か月まるごとの入居になるため、どちらの方式でも月額100,000円のまま(日割りなし)になります。

30日で割る方法と暦日数で割る方法の違いは?

分母にする日数が違うため、同じ占有日数でも金額が変わります。たとえば31日ある月に月額100,000円の部屋へ10日から入居し(占有22日)、退去日を月末までとすると、その月の暦日数(31日)で割った場合は70,967円、1か月を30日として割った場合は73,333円になり、2,366円の差が生まれます。31日ある月は、分母が31と30のどちらであっても占有日数は同じなので、分母が大きい暦日数で割った方が1日あたりの単価は低くなります。

逆に2月のように28日または29日しかない月では、暦日数で割ったときの分母が30より小さくなるため、1日あたりの単価は30日固定で割るときより高くなります。同じ条件(10日から入居・占有19日)で計算すると、暦日数で割った場合は67,857円、30日固定で割った場合は63,333円になります。どちらの方式で計算するかは、契約書に書かれている方法に従ってください。

給与の日割りはどう計算する?

給与の日割り計算の方法は、勤務先の就業規則で決まります。労働基準法は、常時10人以上の労働者を使用する使用者に、賃金の決定・計算・支払の方法などを就業規則に定めて届け出ることを義務づけています(89条2号)。厚生労働省のモデル就業規則でも、月の途中で採用・退職した人の日割り計算を、賃金の計算期間と支払日の条文(第46条2項)に置いています。

このツールでは、次の3つの方法を選んで計算できます。厚生労働省のモデル就業規則(令和7年12月版)第46条2項には「前項の計算期間の中途で採用された労働者又は退職した労働者については、月額の賃金は当該計算期間の所定労働日数を基準に日割計算して支払う。」とあり、その月の所定労働日数を基準に日割り計算する方法が示されています。もう一つの方法は、その月の実際の日数(暦日数)を基準にする方法です。3つめの「月平均所定労働日数」は、(365日−年間所定休日数)÷12で求めた日数を分母にする方法で、同じモデル就業規則第40条3項にある割増賃金の平均所定労働時間数の算式から、1日の所定労働時間の部分を除いて日数用に置き換えたものです(原文は労働時間数を求める式で、日数の式を直接示したものではありません)。所定労働日数・月平均所定労働日数のどちらも、休日をどう数えるかで日数が変わるため、計算欄では休日の設定(土曜・日曜、国民の祝日)を選べるようにしています。実際にどの方法で日割り計算をするかは、勤務先の就業規則を確認してください。

2026年9月を例に、休日を土曜・日曜と国民の祝日とし、月平均所定労働日数の方式では年間所定休日数を105日とした場合の、方式ごとの1日あたりの給与額は次のとおりです(端数は切り捨て)。月給をタップすると、その条件で計算欄が開きます。

月給暦日数所定労働日数月平均
20万円6,666円10,526円9,230円
25万円8,333円13,157円11,538円
30万円10,000円15,789円13,846円

「所定労働日数」は2026年9月の所定労働日数(19日)、「月平均」は月平均所定労働日数(21.67日)で月給を割った金額です。年間所定休日数はここでは105日とした場合の例で、実際の日数は勤務先ごとに異なります。

欠勤した日の給与は?

このツールでは、在籍していた日数(方式に応じて、暦日数または所定労働日数で数えます)から欠勤日数を差し引いた日数をもとに、日割り額を計算しています。欠勤日数が在籍日数より多い場合、対象の日数は0日として扱い、マイナスにはなりません。たとえば9月25日に入社し(在籍6日)、欠勤日数を30日と入れた場合、対象の日数は0日、日割り給与額は0円になります。

ただし、欠勤した日数分を何日として数えるか、どの金額を基準に差し引くかは、就業規則や賃金規程で定められている事項です。このツールの計算方法(在籍日数から欠勤日数を単純に差し引く方法)と、実際の給与規程の取り扱いが異なる場合があります。正確な控除の方法は、勤務先の就業規則を確認してください。

このツールの前提(かならず確認)

よくある質問

家賃の日割りで、入居日と退去日はどちらも1日として数えますか?

はい。このツールでは入居日と退去日の両方を含めて占有日数を数えます(たとえば9月10日から9月30日までなら21日)。日数の数え方が賃貸借契約書に書かれている場合は、その方法に従ってください。

家賃の日割りが「月額そのまま」になるのはどんなときですか?

入居日から退去日までの期間が、その月の初日から末日までとちょうど一致するとき(1か月まるごと入居しているとき)です。この場合、暦日数で割る方式でも1か月30日で割る方式でも、日割り計算をせずに月額をそのまま使います。

給与の日割りで、月の途中に入社して同じ月のうちに欠勤もした場合はどう計算しますか?

在籍していた日数(方式によって、暦日数または所定労働日数で数えます)から欠勤日数を差し引いた日数をもとに計算します。たとえば9月25日に入社して欠勤が30日ある場合のように、欠勤日数が在籍日数を上回るときは、対象の日数は0日として扱い、マイナスにはなりません。

「所定労働日数」や「月平均所定労働日数」の計算に使う休日は、初期設定のままでよいですか?

このツールの初期設定は、土曜・日曜と国民の祝日を休日として計算します。ただし実際にどの日が休日にあたるかは、勤務先の就業規則で定められた所定休日によって決まります。休日の設定は変更できるので、実際の会社の休日に合わせて調整してください。

祝日のデータが収録されていない年月を選ぶとどうなりますか?

「所定労働日数」または「月平均所定労働日数」を基準にする方式を選んでいて、対象の期間に祝日データが収録されていない日が含まれる場合、その日は祝日でないものとして計算し、その旨を結果に表示します(該当する場合だけ表示されます)。国民の祝日のデータの収録範囲(2020年1月1日〜2027年12月31日)の外の日が含まれているため、その日は祝日でないものとして計算しています。暦日数で割る方式は祝日を使わないため、この影響を受けません。

日割り計算の結果に、税金や社会保険料は反映されていますか?

いいえ。このツールが計算するのは、日割り後の家賃や給与の額面(総支給額)だけです。所得税・住民税・社会保険料などの控除は計算していません。

出典

家賃の日割り計算: 国土交通省「賃貸住宅標準契約書(改訂版)」第4条2項、「賃貸住宅標準契約書(改訂版)解説コメント」4(賃料)、「『賃貸住宅標準契約書』について」

給与の日割り計算: 厚生労働省労働基準局監督課「モデル就業規則(令和7年12月版)」第46条2項・第40条3項、「モデル就業規則について」、労働基準法(e-Gov法令検索)第89条

当サイトは民間のサイトで、国土交通省・厚生労働省その他の公的機関が作成・監修したものではありません。実際の日割り計算の方法は、家賃であれば賃貸借契約、給与であれば就業規則の記載をご確認ください。個別の判断が必要な場合は、貸主・管理会社または勤務先にご確認ください。

最終更新日