雑節カレンダー(2026年〜2027年)
| 年 | 八十八夜 | 入梅 | 半夏生 | 二百十日 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年 | 5月2日(土) | 6月11日(木) | 7月2日(木) | 9月1日(火) |
| 2027年 | 5月2日(日) | 6月11日(金) | 7月2日(金) | 9月1日(水) |
日付はすべて国立天文台 暦要項の公式値です。そのほかの雑節、土用の丑の日は土用の丑の日KAZOERU、彼岸は彼岸KAZOERU、節分は節分KAZOERUで日付を確認できます。
八十八夜とは
八十八夜(はちじゅうはちや)は、二十四節気を補う日本独自の雑節のひとつで、立春から数えて88日目にあたる日です。上の計算のとおり、2027年は立春の2月4日(木)から87日後の5月2日(日)が八十八夜にあたります。このころは霜の心配がほぼなくなる時期とされ、「八十八夜の別れ霜」という言葉も伝えられています。種まきや茶摘みなど、農作業を進めるうえでの季節の目安として、古くから大切にされてきました。
茶摘みの最盛期と新茶
八十八夜は、茶摘みがもっとも盛んになる時期としても知られています。この時期に摘まれる新茶は「八十八夜の新茶」と呼ばれ、味・香りともに上質とされ、飲むと長生きするという言い伝えも各地に残っています。八十八夜のころの茶摘み風景を歌った文部省唱歌「茶摘み」も広く知られ、今も学校教育や童謡として歌い継がれています。
入梅とは(暦の上の梅雨入り)
入梅(にゅうばい)は、太陽の黄経がちょうど80度になる日で、暦の上での梅雨入りの目安とされる雑節です。2027年の入梅は6月11日(金)にあたります。ただし、これはあくまで暦の上の目安であり、気象庁が天候の実況をもとに発表する実際の梅雨入りとは別のものです。年によっては、暦の上の入梅と気象庁発表の梅雨入りの時期が大きくずれることもあります。
半夏生とは
半夏生(はんげしょう)は、太陽の黄経が100度になる日で、夏至から数えておよそ11日目ごろにあたる雑節です。2027年の半夏生は7月2日(金)です。田植えを終わらせる目安の時期とされ、この日までに田植えを済ませるという習わしが各地に伝えられています。関西地方を中心に、この時期にタコを食べる風習があるともいわれています。
二百十日とは
二百十日(にひゃくとおか)は、立春から数えて210日目にあたる雑節です。2027年の二百十日は9月1日(水)にあたります。ちょうど稲の開花期にあたる時期で、台風が多く来やすいとされる「厄日」として、古くから警戒されてきました。地域によっては、この時期に風の被害がないことを願う「風祭り」と呼ばれる行事が行われています。
雑節とは
雑節(ざっせつ)は、二十四節気だけでは汲み取りきれない、日本の気候や農作業に合わせた季節の変わり目を表す、日本独自の暦日です。八十八夜・入梅・半夏生・二百十日のほかにも、節分・彼岸・社日(しゃにち)・土用・二百二十日などがあり、いずれも二十四節気を補いながら、農作業や年中行事の目安として役立てられてきました。
八十八夜の日付が毎年動く理由
八十八夜は「立春から88日目」という形で決まる雑節ですが、その立春自体が「太陽の黄経がちょうど315度になる瞬間」という天文現象で決まっているため、日付は毎年固定されていません。地球が太陽のまわりを1周する期間(1太陽年)は365日ちょうどではなくわずかに端数があるため、立春の日付は年によって1日前後し、それにつられて八十八夜・入梅・半夏生・二百十日といった雑節の日付もあわせて前後することがあります。
よくある質問
出典: 八十八夜・入梅・半夏生・二百十日・立春の日付は国立天文台 暦要項の公式値に基づいています。茶摘み・新茶・タコを食べる風習・風祭りなどは、地域や家庭によって異なる慣習として紹介しています。