2026年・2027年の酉の市一覧
| 2026年 | 2027年 | |
|---|---|---|
| 一の酉 | 11月7日(土)・赤口 | 11月2日(火)・友引 |
| 二の酉 | 11月19日(木)・友引 | 11月14日(日)・友引 |
| 三の酉 | — | 11月26日(金)・友引 |
2026年は二の酉までで三の酉のない年、2027年は三の酉まである年です。三の酉があるかどうかは、酉の日が12日ごとに巡ってくる巡り合わせで決まり、毎年一定ではありません。
酉の市とは
酉の市(とりのいち)は、11月の「酉の日」に、鷲神社(おおとりじんじゃ)や大鳥神社などの社寺で開かれる、商売繁盛・開運招福を願う年中行事とされています。江戸時代から続くとされる祭礼で、境内や参道には威勢の良い掛け声とともに縁起熊手を売る熊手商の店が立ち並び、多くの参拝客でにぎわいます。
なぜ11月の酉の日に2〜3回来る?
十二支は年だけでなく日にも順番に割り当てられており、「酉」にあたる日は12日に一度巡ってきます。11月は30日あるため、最初の酉の日がいつ訪れるかによって、月内に酉の日が2回になる年と3回になる年が生まれます。
2026年11月のカレンダー(1〜30日)。色つきのマスが酉の日です。
上のカレンダーは2026年11月の実データです。一の酉(11月7日(土))から12日後に二の酉(11月19日(木))が来る、というように12日おきに巡ってくるため、3回目が11月中に収まるかどうかで年ごとに回数が変わります。2026年は3回目は12月にずれ込むため、二の酉までの年です。
縁起熊手
酉の市の名物といえば、福や運を「かき集める」に見立てた縁起熊手です。小判や米俵、鯛、お多福の面などの縁起物で飾られた熊手が売られ、買い求める際には店先で威勢よく手締め(三本締めなど)をしてもらう風習があります。商売繁盛を願う人は、最初は小さめの熊手を求め、商売の発展にあわせて年々一回り大きな熊手に買い替えていくと、さらに商売が栄えるといわれています。
「三の酉まである年は火事が多い」の言い伝え
三の酉まである年は火事が多い、という言い伝えが古くから伝わっています。由来には諸説あり、酉の市のころは空気が乾燥し火の元への注意が必要な季節だからとする説や、三の酉まで続くと気が緩んで火の始末がおろそかになるからとする説などが語られていますが、いずれも言い伝えの域を出ず、統計的な根拠が示されているわけではありません。三の酉がある年に実際に火災が増えるという科学的な裏付けはなく、あくまで昔から語り継がれてきた俗信のひとつとして知られています。
主な開催地
酉の市は全国各地の神社・寺院で開かれますが、なかでも東京・浅草の鷲神社、新宿・花園神社、府中・大國魂神社などが、多くの人でにぎわう酉の市として広く知られています。開催する社寺は地域によって異なるため、最寄りの神社仏閣の情報もあわせて確認してみるとよいでしょう。
よくある質問
出典: 酉の日の判定に使う日の十二支は数百年途切れず受け継がれてきた暦の基準で、市販カレンダーとの照合により確認済みです。六曜は、国立天文台 暦要項の朔・中気の公式値にもとづく旧暦計算から機械的に算出しており、六曜自体は公的な定義のない民間の暦注です。酉の市の風習(縁起熊手・「三の酉」にまつわる言い伝えなど)は、地域や神社によって内容が異なる場合がある民間伝承として紹介しています。