2026年・2027年の戌の日一覧
戌の日と大安が重なる日は、2026年は4回、2027年は8回あります。上の一覧では、この重なる日を強調して表示しています。
戌の日とは
戌の日(いぬのひ)は、日の十二支が「戌」にあたる日のことです。十二支は年だけでなく日にも順番に割り当てられており、12日に一度巡ってきます。六曜や一粒万倍日と同じく、公的な定義のない民間の暦注(選日)のひとつです。
なぜ安産祈願の日とされる?
犬は一度に多くの子を産む(多産)うえ、お産が軽いとされる動物であることから、そのあやかりものとして、妊娠5ヶ月にあたる日に安産を祈願する風習が広まったといわれています。水天宮をはじめ、安産祈願で知られる神社仏閣には、戌の日になると多くの妊婦や家族が参拝に訪れます。
帯祝い・腹帯(岩田帯)とは
帯祝い(おびいわい)は、妊娠5ヶ月目の戌の日に、安産を祈願して腹帯(岩田帯)を巻く行事です。岩田帯はもともと一本の白い木綿の晒(さらし)を指しましたが、現在ではコルセット型・腹巻き型・ガードルタイプなど、さまざまな形の妊婦帯が使われています。おなかを支えたり、冷えから守ったりする実用的な役割もあるとされ、神社で祈願を受けた帯や、家族から贈られた帯を用いる人が多いようです。
妊娠5ヶ月の数え方
産科では、最終月経開始日を「妊娠0週0日」とし、7日ごとに1週、4週(28日)ごとに1ヶ月と数えます。この数え方では、妊娠5ヶ月は「16週0日から19週6日まで」の28日間にあたります。出産予定日は「妊娠40週0日」にあたる日なので、そこから逆算すると、16週0日は出産予定日の168日前、19週6日は141日前です。上の「帯祝いの日取りを計算」は、この逆算にもとづいて期間を求め、その範囲に入る戌の日を一覧表示しています。
大安と重なる戌の日が人気の理由
大安(たいあん)は六曜の中でもっとも良いとされる日で、婚礼や契約ごとなど、さまざまな「始めごと」に好まれます。戌の日(安産祈願の吉日)と大安(六曜で最良の日)が同じ日に重なると、性質の異なる2つの吉日が重なる縁起の良い日として、帯祝いの日取りに選ぶ人が特に多いとされています。ただし、戌の日は12日周期、大安は6日周期とそれぞれ別の周期で巡ってくるため、月によっては重ならないこともあります。上の一覧表では、この重なる日を金色で強調しています。
戌の日以外の日を選んでもよい?
戌の日は12日に一度しか巡ってこないため、仕事や体調の都合と合わないこともあります。帯祝いは風習にもとづく行事であり、戌の日でなければならないという決まりはありません。実際には、戌の日にこだわらず、妊婦の体調が良い日や家族が集まりやすい休日を優先して行う家庭も多いとされています。妊娠中は体調の変化が大きい時期でもあるため、日取りよりも体調を最優先にし、外出や参拝に不安がある場合は、かかりつけの医療機関に相談することをおすすめします。
よくある質問
出典: 戌の日の判定に使う日の十二支は数百年途切れず受け継がれてきた暦の基準で、市販カレンダーとの照合により確認済みです。大安などの六曜は、国立天文台 暦要項の朔・中気の公式値にもとづく旧暦計算から機械的に算出しており、六曜自体は公的な定義のない民間の暦注です。妊娠週数の数え方(最終月経開始日を0週0日とし7日で1週、出産予定日=40週0日)は産科で標準的に用いられる数え方で、日本産科婦人科学会の定義によります。帯祝いの日取り計算は日付の計算のみを行うもので、医学的な助言は含みません。