三隣亡KAZOERU

今日が三隣亡かどうか、次はいつかが一目でわかる。上棟式・地鎮祭など建築関連の日取りを決めるときの参考情報として、煽らずに紹介します。

きょう

三隣亡カレンダー(2026年・2027年)

1月
4(日)友引
8(木)赤口
20(火)先勝
2月
1(日)先勝
6(金)赤口
18(水)友引
3月
2(月)友引
5(木)大安
17(火)大安
29(日)赤口
4月
14(火)仏滅
26(日)赤口
5月
13(水)大安
25(月)赤口
6月
9(火)先負
21(日)大安
7月
3(金)大安
7(火)先負
19(日)大安
31(金)大安
8月
17(月)大安
29(土)大安
9月
13(日)仏滅
25(金)仏滅
10月
7(水)仏滅
11(日)先負
23(金)先負
11月
4(水)先負
9(月)仏滅
21(土)仏滅
12月
3(木)仏滅
18(金)友引
30(水)友引

バッジは、その三隣亡の日の六曜(大安・仏滅など)を示しています。三隣亡の日数は2026年が33日、2027年が29日です。

三隣亡とは

三隣亡(さんりんぼう)は、暦の上で建築に関する凶日とされる暦注のひとつです。「三軒隣まで亡ぼす」と読める字面から、この日に建前(棟上げ)をすると火事を出して隣近所3軒まで焼いてしまう、といった言い伝えがあり、上棟式・地鎮祭・柱立てなど建築関連の行事を避ける慣習が、今も一部の地域や工務店に残っています。

三隣亡に建築上・科学的な根拠はなく、実際に火事が起きやすいといった事実も確認されていません。公的な定義のない民間の暦注であり、気になる方が日程の参考にするための情報として、このページでは煽らずに紹介しています。

決まり方(節切り)

三隣亡は、二十四節気の「節」で区切った月(節月)ごとに、決まった十二支の日として割り当てられています。1日から始まるカレンダー上の月ではなく、立春・啓蟄・清明といった節気の切り替わりで月を区切る「節切り」という数え方をする点が特徴です。立春を1節月として順に数えると、次の組み合わせになります。

節月期間の目安三隣亡の日
1月立春 〜 啓蟄の前日亥の日
2月啓蟄 〜 清明の前日寅の日
3月清明 〜 立夏の前日午の日
4月立夏 〜 芒種の前日亥の日
5月芒種 〜 小暑の前日寅の日
6月小暑 〜 立秋の前日午の日
7月立秋 〜 白露の前日亥の日
8月白露 〜 寒露の前日寅の日
9月寒露 〜 立冬の前日午の日
10月立冬 〜 大雪の前日亥の日
11月大雪 〜 小寒の前日寅の日
12月小寒 〜 立春の前日午の日

節切りは新暦のカレンダー月の途中で切り替わるため、同じカレンダー月の中でも前半と後半で該当する十二支が変わることがあります。このカレンダーは、国立天文台の暦要項が公表する二十四節気の公式日付をもとに計算しています。

大安と重なることもある(六曜とは独立の暦注)

三隣亡は二十四節気と十二支から機械的に決まる暦注で、旧暦の月日から決まる六曜(大安・仏滅など)とは、まったく別のしくみで計算されています。そのため、三隣亡が大安や友引など「良いとされる六曜」と重なる日も珍しくありません。上のカレンダーでは、それぞれの三隣亡の日に六曜をバッジで併記しているので、重なり具合を確認できます。どちらを重視するかは考え方次第ですが、建築関連の実務では、六曜より三隣亡を優先して日程を避ける慣習が根強く残っています。

もとは吉日だった?という説

三隣亡は、もともと正反対の意味の暦注だったという説が知られています。江戸時代の暦には「三輪宝(さんりんぼう)」という、屋を建てるのに良いとされる吉日として載っていた時期があったとされ、その後の暦の中で文字が「三隣亡」に変わり、意味も凶日へと転じていったと伝えられています。変化の正確な時期や経緯には諸説あり、はっきり確定しているわけではありませんが、暦注の意味が時代とともに変わった例として紹介されることがあります。

よくある質問

三隣亡とは?
三隣亡(さんりんぼう)は、建築に関する凶日とされる暦注です。「三軒隣まで亡ぼす」と読める字面から、この日に建前(棟上げ)をすると火事を出して隣近所まで焼いてしまう、といった言い伝えがあり、上棟式・地鎮祭・柱立てなど建築関連の行事を避ける慣習が今も一部の地域や工務店に残っています。公的な定義のない民間の暦注で、科学的な根拠はありません。
2026年の三隣亡はいつ?
2026年の三隣亡は全部で33日、2027年の三隣亡は全部で29日あります。たとえば2026年は1月4日、1月8日、1月20日……と、おおむね月に2〜3回のペースで巡ってきます。具体的な日付と、あわせて重なる六曜は上のカレンダーで確認できます。
やってはいけないとされることは?
代表的なのは、上棟式(建前)・地鎮祭・柱立てなど、建築の節目にあたる行事です。「三軒隣まで亡ぼす」という字面が示す通り、もともと火災を連想させる建築関連の凶日という位置づけが中心で、引っ越しを含めるかどうかは地域や流派によって考え方が分かれます。気になる場合は、依頼先の工務店や地域の慣習を確認すると安心です。
大安と重なったらどうする?
三隣亡と六曜(大安など)は別々のしくみで決まる暦注なので、同じ日に重なることがあります。どちらを重視するかを決める公的なルールはなく、考え方次第です。ただし建築業界では、実務上、大安よりも三隣亡を避けることを優先して上棟日を決める慣習が根強く残っています。

出典: 節切りの基準となる二十四節気の日付は国立天文台 暦要項の公式値(令和8・9年)。三隣亡は公的な定義のない民間の暦注であり、暦書で一般的な選日法に基づいて計算しています(2026年の該当日を複数の外部情報源と照合済み)。