2026年・2027年の甲子の日一覧
甲子の日は60日に一度、年に6回ほどしか巡ってきません(2026年は6回、2027年は6回)。天赦日と重なる日は2026年1回・2027年1回、一粒万倍日と重なる日は2026年3回・2027年3回で、上の一覧では両方をバッジで示しています。
甲子とは(六十干支の1番目)
甲子(きのえね・こうし)は、十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸の10種)と十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12種)を組み合わせた六十干支のうち、最初の組み合わせにあたります。日にはこの六十干支が甲子から癸亥まで順番に割り当てられており、60日でひと巡りしてまた甲子に戻ります。六十干支の先頭、つまり周期の起点にあたることから、暦の上では物事の始まりにふさわしい、縁起の良い日とされています。
大黒天の縁日とされる由緒
甲子の日は、七福神の一柱で財福・五穀豊穣の神とされる大黒天の縁日ともされています。各地の大黒天を祀る社寺では、甲子の日にあわせて「甲子祭」などの祭事や祈願が行われることがあり、金運や商売繁盛を願って参拝する人も見られます。一粒万倍日や天赦日と同じく、甲子の日にも暦注としての公的な定義はなく、暦の上の通説にもとづく風習です。
甲子園球場の名前の由来
現在の阪神甲子園球場は1924年(大正13年)に完成しました。この年が干支で「甲子」にあたる年だったことから、縁起の良い名前として「甲子園」と名付けられたことは、広く知られている球場の歴史です。ここでいう「甲子」は60年に一度巡る「年」の干支で、このページで扱う「日」の甲子(60日に一度)とは周期の単位が異なりますが、どちらも同じ六十干支の仕組みにもとづいています。
60日周期の仕組み
六十干支は、10種類の十干と12種類の十二支を1つずつ組み合わせて作られます。10と12の最小公倍数は60であるため、甲子から始まった組み合わせは60通り巡ってようやく一巡し、61番目でまた甲子に戻ります。これが甲子の日が60日に一度しか巡ってこない理由です。年・月・日のいずれにもこの六十干支が使われており、干支は「子・丑・寅…」の12種類だけでなく、十干と組み合わせた60通りの巡りとして暦に使われてきました。
よくある質問
出典: 甲子の日の判定に使う日の干支(六十干支)は数百年途切れず受け継がれてきた暦の基準で、市販カレンダーとの照合により確認済みです。天赦日の判定に使う二十四節気の日付は国立天文台 暦要項の公式値(令和8・9年)によります。大黒天の縁日、甲子園球場の名称の由来(1924年完成・干支「甲子」にちなむ)は、それぞれ広く伝えられている由緒・歴史です。天赦日・一粒万倍日・大黒天の縁日は、いずれも公的な定義のない民間の暦注・風習で、科学的な根拠はありません。気にするかどうかは本人や周囲の考え方次第です。