十五夜カレンダー(2026年〜2027年)
| 年 | 十五夜 | 直後の満月 | ズレ |
|---|---|---|---|
| 2026年 | 9月25日(金) | 9月27日(日)01:49 | 2日後 |
| 2027年 | 9月15日(水) | 9月16日(木)08:04 | 1日後 |
「直後の満月」は、その年の十五夜のあとに最初に訪れる満月(望)の日時です。「ズレ」は十五夜から満月までの日数です。
十五夜・中秋の名月とは
十五夜(じゅうごや)は、旧暦(太陰太陽暦)8月15日の夜に見える月、またはその夜に月を眺める行事そのものを指す言葉です。旧暦8月はちょうど秋(7月・8月・9月)の真ん中にあたることから、この夜の月は「中秋の名月」とも呼ばれます。1年のうちでもっとも空気が澄み、月が高く美しく見える時期とされ、日本では古くから月を眺めて楽しむ「お月見」の代表的な行事として親しまれてきました。
十五夜の日付が毎年変わる理由
十五夜の日付は、新暦(太陽暦)のカレンダー上では毎年変わります。これは、十五夜が「旧暦8月15日」という旧暦(太陰太陽暦)基準で決められた行事だからです。旧暦は月の満ち欠けの周期(朔望月、平均約29.5日)を基準にした暦で、そのままでは新暦の365日と少しずつズレていくため、うるう月を挟んで季節との対応を調整しています。この結果、旧暦8月15日にあたる新暦の日付は、年によって9月半ばから10月上旬までの間で移動します。当ページの日付は、国立天文台の暦要項の公式値をもとにした当サイトの旧暦計算エンジン(天保暦ルール)により算出しています。
十五夜と満月がずれる理由
十五夜が必ずしも満月(望)の夜と重ならないのは、それぞれの決まり方が違うためです。十五夜は「新月(朔)を含む日を1日目として、そこから数えて15日目」という暦の数え方で機械的に日付が決まります。一方、満月になる瞬間は、月が地球のまわりを回る楕円軌道上のどの位置にいるかによって決まり、月の公転速度は近地点付近で速く、遠地点付近で遅くなるため、新月から満月までの日数は13.9日〜15.6日の間で年ごとに変動します。この「暦の数え方」と「実際の天文現象」のズレが、十五夜の日付と満月の日付を離れさせる原因です。
上の一覧表のとおり、このズレの大きさは年によって異なります。国立天文台の解説によると、2026年は十五夜と満月の日付が2日離れる、比較的珍しい年にあたり、同じように2日以上ズレるのは前回が2017年、次回は2043年になるとされています。
お月見の由来
お月見の風習は、中国の唐代に貴族の間で行われていた観月の宴が起源とされ、平安時代に日本の貴族社会に伝わったといわれています。貴族たちは池に舟を浮かべ、水面に映る月を眺めながら詩歌を詠むなど、優雅な形で月を楽しんだとされています。その後、江戸時代に入ると、十五夜は収穫への感謝を表す行事として庶民の間にも広まり、里芋や栗、豆などその年に収穫された作物を供えて月を眺める、現在につながるお月見の形が定着していったとされています。
月見団子・すすき・里芋(芋名月)の意味
お月見に欠かせないものといえば月見団子です。満月に見立てた丸い団子を、地域によって12個(1年の月の数にちなむ)や15個(十五夜の「十五」にちなむ)などの数で盛り、収穫への感謝と豊作への願いを込めて供えるとされています。すすきは、稲穂の代わりに供えられるもので、切り口が鋭いことから魔除けになる、あるいはご先祖様や神様が宿る依り代(よりしろ)になるという意味が込められているとされています。また、十五夜はちょうど里芋の収穫時期と重なることから「芋名月(いもめいげつ)」とも呼ばれ、里芋を供える風習も広く見られます。地域によっては、栗や柿などその時期に収穫される作物をあわせて供えることもあります。
十三夜との関係(片見月)
十五夜から約1か月後の旧暦9月13日には、「十三夜」と呼ばれるもう一つのお月見の日があります。十三夜は中国から伝わった十五夜とは異なり、日本で生まれた独自の風習とされています。十五夜だけを見て、十三夜の月を見ないことは「片見月(かたみづき)」と呼ばれ、縁起がよくないとされてきました。十五夜を楽しんだ年は、約1か月後の十三夜もあわせて眺めることで、昔からの習わしにならったお月見になります。
よくある質問
出典: 十五夜(旧暦8月15日)にあたる新暦日、および満月(望)の日付・時刻は国立天文台 暦要項の公式値をもとに、当サイトの旧暦計算エンジンで算出しています。十五夜と満月がずれる仕組みは国立天文台 暦計算室 暦Wiki「名月必ずしも満月ならず」を参考にしています。お月見の由来・月見団子やすすきの意味などの風習は、地域や家庭によって異なる言い伝えとして紹介しています。