法事KAZOERU

命日を入れるだけで、初七日から四十九日(49日)・百箇日までの忌日と、一周忌から五十回忌までの年回忌法要の日取りを自動で計算。曹洞宗・日蓮宗・浄土宗が公式サイトで公開している早見表計算ツールの実際の出力と突き合わせて検算しており、宗派によって扱いが分かれる回忌は主体を明示して区別します。

命日を入れると、初七日から百箇日までの忌日と、一周忌から五十回忌までの年忌法要の日取りが表示されます。入力した日付はこの画面内だけで計算され、どこにも送信されません。

使い方

  1. 命日(亡くなった年・月・日)を入力する
  2. 初七日から四十九日・百箇日(100日目)までの忌日と、その日の曜日・六曜(暦データの収録期間内のみ)が表示される
  3. 一周忌から五十回忌までの年忌法要の日取りが、日付・曜日・和暦つきで一覧表示される(「百回忌まで」の表示にも切り替えられます)

忌日・年忌はどう数える?(計算式・しくみ)

法事KAZOERUの計算は、「命日そのものを1日目(忌日)・1回目(年忌の基点)として数えます」という数え方にもとづいています。天台宗公式サイトの法話は、忌日について「その日を勘定に入れて、七日目を初七日忌と呼ぶ」と明文で説明し、年忌についても亡くなった日を最初の忌日(概念上の一回目)とし、丸一年後を特別に「一周忌」、丸二年後を「三回忌」と呼ぶとしています。曹洞宗・日蓮宗・浄土宗が公式サイトで公開している早見表計算ツール3種の実際の出力も、この数え方と一致することを確認しています。

忌日(N日目) = 命日 + (N − 1)日
年忌(満M年) = 命日の年 + M年(月日は命日と同じ。存在しない年は月末に丸め)

たとえば2026年1月1日(木)が命日なら、四十九日は2026年2月18日(水)、一周忌は2027年1月1日(金)、三回忌は2028年1月1日(土)になります。月をまたぐとき、年をまたぐとき、月末が命日のときも、この式のとおりに日付を足して計算しています。

忌日(中陰)一覧 — 初七日から百箇日まで

命日から百箇日までに営む8つの忌日を、命日から何日目にあたるかとあわせて一覧にしました。名称・日数は、曹洞宗・日蓮宗・浄土宗が公式サイトで公開している早見表計算ツール3種の表記が一致することを確認したものです。

名称(よみ・別称)命日から説明・出典
初七日しょなのか7日目命日を1日目と数えて7日目。命日が水曜なら初七日は火曜になる([2]天台宗法話の例)。[3][4][5] 曹洞宗・日蓮宗・浄土宗の早見表ツール3種が一致。起算方法は[2]天台宗公式法話に明文。
二七日ふたなのか14日目初七日から7日ごとに行う忌日の2番目。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致。
三七日みなのか21日目初七日から7日ごとに行う忌日の3番目。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致。
四七日よなのか28日目初七日から7日ごとに行う忌日の4番目。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致。
五七日いつなのか・三十五日35日目「三十五日」は5×7=35日目であることをそのまま数字にした呼び方(七七日が「四十九日」と呼ばれるのと同じ言い換え)。[3][4][5]の表自体にこの別称の記載は無く、命日から35日目であることの言い換えとして本データが付記している。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致(35日目)。「三十五日」の呼称そのものは3ツールの表記には無い。
六七日むなのか42日目初七日から7日ごとに行う忌日の6番目。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致。
七七日なななのか・四十九日・満中陰・尽七日49日目「四十九日」「満中陰」は[3][4][5]の3ツールすべてが表内に併記。「尽七日(じんしちにち)」は[2]天台宗法話にのみ記載がある別称。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致(49日目、四十九日・満中陰を併記)。尽七日は[2]天台宗法話。
百箇日ひゃっかにち・百か日・百ヶ日100日目「百か日」は一般に広く使われる表記。[5]浄土宗の別セクション(印刷用の証書風表示)では「百ヶ日」の表記も使われている。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致(100日目、表記は「百箇日」)。

年忌(年回)一覧 — 一周忌から百回忌まで

一周忌から百回忌までの14の年忌法要を、満何年目にあたるかとあわせて一覧にしました。「宗派を問わず行う」は曹洞宗・日蓮宗・浄土宗の早見表計算ツール3種が年数まで一致して掲載している13件、「宗派・地域による」は3種のあいだで扱いが割れている1件です。

名称満年数扱い説明・出典
一周忌満1年宗派を問わず行う亡くなって満1年目。この代だけ「周忌」と呼び、以降は「回忌」と数える([2]天台宗法話)。[1]浄土宗FAQ「一年目を一周忌」/[2]天台宗法話「丸一年」/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。
三回忌満2年宗派を問わず行う亡くなった日を1回目の忌日と数える数え方のため、満2年目は「二回忌」ではなく「三回忌」になる([2]天台宗法話)。[1]浄土宗FAQ「二年目が三回忌」/[2]天台宗法話「丸二年目」/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。
七回忌満6年宗派を問わず行う満6年目。[1]浄土宗FAQ「六年目が七回忌」/[2]天台宗法話「丸六年目」/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。
十三回忌満12年宗派を問わず行う満12年目。[1]浄土宗FAQ/[2]天台宗法話「丸十二年目」/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。
十七回忌満16年宗派を問わず行う満16年目。[1]浄土宗FAQ/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。
二十三回忌満22年宗派を問わず行う満22年目。浄土真宗系では二十三回忌を行わず二十五回忌にまとめる場合がある([7]、一末寺の案内)。[1]浄土宗FAQ/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。
二十五回忌満24年宗派・地域による[3]曹洞宗・[5]浄土宗の早見表には無い。[4]日蓮宗の早見表では二十一・三十回忌と並び「所により施行する」回忌として注記付きで扱われる。浄土真宗の一部寺院の案内([7]、一末寺であり宗派公式の統一見解ではない)では、二十三・二十七回忌の代わりに二十五回忌を行うとしている。[4]日蓮宗早見表(地域による)/[7]正宣寺(浄土真宗本願寺派、一末寺)の案内。
二十七回忌満26年宗派を問わず行う満26年目。浄土真宗系では二十七回忌を行わず二十五回忌にまとめる場合がある([7]、一末寺の案内)。[1]浄土宗FAQ/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。
三十三回忌満32年宗派を問わず行う満32年目。[1]によれば三十三回忌または五十回忌をもって「亡くなった人は先祖になる」と考えられてきた、年忌法要の大きな区切りの一つ。[1]浄土宗FAQ/[3][4][5]早見表ツール3種が一致/[7]正宣寺の案内にも記載。
三十七回忌満36年宗派を問わず行う[1]浄土宗FAQの本文では三十三回忌の次を「五十回忌の後は五十年ごと」と簡略化して説明しており、三十七回忌への個別の言及は無い。ただし[3][4][5]の3ツールはいずれも三十七回忌を通常の行として計算しており、FAQ文章が省略しているだけで矛盾はない。浄土真宗の一部寺院の案内([7])には無い。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致(FAQ本文[1]には個別の明記なし)。
四十三回忌満42年宗派を問わず行う三十七回忌と同様、[1]のFAQ本文には個別の言及が無いが[3][4][5]の3ツールが一致して計算している。浄土真宗の一部寺院の案内([7])には無い。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致(FAQ本文[1]には個別の明記なし)。
四十七回忌満46年宗派を問わず行う三十七回忌と同様、[1]のFAQ本文には個別の言及が無いが[3][4][5]の3ツールが一致して計算している。浄土真宗の一部寺院の案内([7])には無い。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致(FAQ本文[1]には個別の明記なし)。
五十回忌満49年宗派を問わず行う満49年目。[1]によれば三十三回忌または五十回忌をもって「亡くなった人は先祖になる」と考えられてきた区切りで、以降は五十年ごとになる。[1]浄土宗FAQ/[3][4][5]早見表ツール3種が一致/[7]正宣寺の案内にも記載。
百回忌満99年宗派を問わず行う[1]浄土宗FAQ「五十回忌の後は五十年ごと」の具体化(五十回忌の50年後)。[4][5]の早見表ツールが「100回忌」を表内に明記(命日2026-01-01なら西暦2125年)。[3]曹洞宗の早見表は百回忌の行を表示しないが「これより50年ずつふえる」と注記しており、五十回忌+50年=百回忌の年で一致するため矛盾はない。

2026年に年忌を迎える方の没年早見表

2026年に一周忌から五十回忌のいずれかを迎えるのは、何年に亡くなった方かをまとめました。命日の月日まで分からなくても、亡くなった年から今年の年忌をおおまかに確認できます。二十五回忌は前項のとおり「宗派・地域による」年忌です。

年忌没年(西暦)和暦
一周忌満1年2025年令和7年
三回忌満2年2024年令和6年
七回忌満6年2020年令和2年
十三回忌満12年2014年平成26年
十七回忌満16年2010年平成22年
二十三回忌満22年2004年平成16年
二十五回忌宗派・地域による満24年2002年平成14年
二十七回忌満26年2000年平成12年
三十三回忌満32年1994年平成6年
三十七回忌満36年1990年平成2年
四十三回忌満42年1984年昭和59年
四十七回忌満46年1980年昭和55年
五十回忌満49年1977年昭和52年

和暦は1868年10月23日(明治への改元)以降の年だけ表示しています。それより前の没年は「—」になります。

うるう年(2月29日)が命日の場合の年忌

命日が2月29日の方は、年忌の応当日(◯年後の同じ月日)が存在しない年があります。法事KAZOERUでは、応当する年が閏年でない場合、その年の2月28日を基準にしています(月末に丸める)。これは曹洞宗が公式サイトの計算ツールで採用している扱いと同じで、民法143条2項の「最後の月に応当する日がないときは、その月の末日に満了する」という考え方に倣った設計です。

宗派公式サイトの計算ツールを実際に確認すると、この場面での扱いは3種で分かれていました。日蓮宗の計算ツールは実在しない「2月29日」をそのまま表示し、浄土宗の計算ツールは3月1日に繰り上がります。他のツールで計算し直すと、このページと異なる日付が出ることがあるのはこのためです。

たとえば2024年2月29日が命日の場合、一周忌(2025年)は応当年が閏年でないため2025年2月28日になりますが、十三回忌(2036年)は応当年が閏年にあたるため2036年2月29日のまま計算されます。

宗派による違い — 二十五回忌

年忌の種類そのものにも、宗派・地域による違いがあります。もっとも扱いが分かれるのが二十五回忌です。[3]曹洞宗・[5]浄土宗の早見表には無い。[4]日蓮宗の早見表では二十一・三十回忌と並び「所により施行する」回忌として注記付きで扱われる。浄土真宗の一部寺院の案内([7]、一末寺であり宗派公式の統一見解ではない)では、二十三・二十七回忌の代わりに二十五回忌を行うとしている。

このページでは、二十五回忌を年忌表に含めつつ「宗派・地域による」行として区別し、note欄の出典をそのまま示すことで、特定の宗派全体の決まりであるかのように断定しないようにしています。実際に何回忌を営むかは、ご自身の菩提寺・お寺の案内にしたがってください。

このツールの前提(かならず確認)

よくある質問

四十九日はいつ?何日目にあたる?
四十九日は、忌日の一覧では「七七日」として数えられている日にあたり、命日を1日目と数えて49日目です。たとえば2026年1月1日(木)が命日なら、四十九日は2026年2月18日(水)になります。「四十九日」「満中陰」は[3][4][5]の3ツールすべてが表内に併記。「尽七日(じんしちにち)」は[2]天台宗法話にのみ記載がある別称。
三回忌は何年目?なぜ「二回忌」ではなく「三回忌」と呼ぶ?
三回忌は、命日から満2年目にあたります。亡くなった日を1回目の忌日と数える数え方のため、満2年目は「二回忌」ではなく「三回忌」になる([2]天台宗法話)。天台宗公式サイトの法話では、亡くなった日を最初の忌日(概念上の一回目)と数えるため、丸一年後を特別に「一周忌」、丸二年後を「三回忌」と呼ぶと明文で説明されています。たとえば2026年1月1日(木)が命日なら、一周忌は2027年1月1日(金)、三回忌は2028年1月1日(土)です。
年回忌法要は何回忌まで行う?
浄土宗公式サイトのFAQでは、三十三回忌または五十回忌をもって「亡くなった人は先祖になる」と考えられてきたとされ、「五十回忌の後は五十年ごとに報恩感謝の法要を行います」と説明されています。五十回忌(満49年)の50年後にあたるのが百回忌(満99年)で、このページの年忌表も既定では五十回忌までを表示し、「百回忌まで」の表示に切り替えられるようにしています。
宗派によって年忌の種類や数え方は違う?
命日を1日目・1回目として数える基本の数え方は、今回確認した曹洞宗・日蓮宗・浄土宗の早見表計算ツール3種で一致していました。一方で、年忌の"種類"には宗派・地域による違いがあります。もっとも扱いが分かれるのが二十五回忌です。[3]曹洞宗・[5]浄土宗の早見表には無い。[4]日蓮宗の早見表では二十一・三十回忌と並び「所により施行する」回忌として注記付きで扱われる。浄土真宗の一部寺院の案内([7]、一末寺であり宗派公式の統一見解ではない)では、二十三・二十七回忌の代わりに二十五回忌を行うとしている。このページでは二十五回忌を「宗派・地域による」行として区別し、断定を避けています。
このページの計算は、宗派の公式サイトの早見表と同じ結果になる?
曹洞宗・日蓮宗・浄土宗が公式サイトで公開している早見表計算ツールに、命日5パターンを実際に入力した出力と突き合わせて検算しています。うるう年(2月29日)が命日で、応当する年が閏年でない年忌を除いては、3ツールとこのページの計算結果が一致することを確認しました。うるう年のその場面だけは3ツールの挙動自体が互いに異なっており、このページが採用している扱いは下記「このツールの前提」で説明しています。

出典

忌日・年忌の名称・日数・年数・宗派による違いは、 [1] 浄土宗公式サイト FAQ「年回法要とはなんですか?」 / [2] 天台宗公式サイト 法話集 No.49「年回の数え方がわからないのですが」 / [3] 曹洞宗 曹洞禅ネット「忌日表(中陰表)・年回表」計算ツール / [4] 日蓮宗ポータルサイト「忌日表(中陰表)・年回表」計算ツール / [5] 浄土宗公式サイト「中陰表・年回表」計算ツール / [6] 浄土真宗本願寺派公式サイト FAQ一覧(年数一覧の不記載を確認) / [7] 光寿山正宣寺(浄土真宗本願寺派・一末寺)「年忌法要」 / [8] 民法(明治二十九年法律第八十九号)第143条2項によります(いずれも2026-09-15取得)。曹洞宗・日蓮宗・浄土宗の早見表計算ツールの実際の出力と、命日5パターンで突き合わせて検算しています。

忌日・年忌法要の名称や年数は法令ではなく宗教上の慣習であり、実際の日取りやお勤めの内容はご自身の菩提寺・お寺にご確認ください。このページは日付の計算のみを行うもので、宗教・法要の手配に関する助言は含みません。