使い方
- 命日(亡くなった年・月・日)を入力する
- 初七日から四十九日・百箇日(100日目)までの忌日と、その日の曜日・六曜(暦データの収録期間内のみ)が表示される
- 一周忌から五十回忌までの年忌法要の日取りが、日付・曜日・和暦つきで一覧表示される(「百回忌まで」の表示にも切り替えられます)
忌日・年忌はどう数える?(計算式・しくみ)
法事KAZOERUの計算は、「命日そのものを1日目(忌日)・1回目(年忌の基点)として数えます」という数え方にもとづいています。天台宗公式サイトの法話は、忌日について「その日を勘定に入れて、七日目を初七日忌と呼ぶ」と明文で説明し、年忌についても亡くなった日を最初の忌日(概念上の一回目)とし、丸一年後を特別に「一周忌」、丸二年後を「三回忌」と呼ぶとしています。曹洞宗・日蓮宗・浄土宗が公式サイトで公開している早見表計算ツール3種の実際の出力も、この数え方と一致することを確認しています。
たとえば2026年1月1日(木)が命日なら、四十九日は2026年2月18日(水)、一周忌は2027年1月1日(金)、三回忌は2028年1月1日(土)になります。月をまたぐとき、年をまたぐとき、月末が命日のときも、この式のとおりに日付を足して計算しています。
忌日(中陰)一覧 — 初七日から百箇日まで
命日から百箇日までに営む8つの忌日を、命日から何日目にあたるかとあわせて一覧にしました。名称・日数は、曹洞宗・日蓮宗・浄土宗が公式サイトで公開している早見表計算ツール3種の表記が一致することを確認したものです。
| 名称(よみ・別称) | 命日から | 説明・出典 |
|---|---|---|
| 初七日しょなのか | 7日目 | 命日を1日目と数えて7日目。命日が水曜なら初七日は火曜になる([2]天台宗法話の例)。[3][4][5] 曹洞宗・日蓮宗・浄土宗の早見表ツール3種が一致。起算方法は[2]天台宗公式法話に明文。 |
| 二七日ふたなのか | 14日目 | 初七日から7日ごとに行う忌日の2番目。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致。 |
| 三七日みなのか | 21日目 | 初七日から7日ごとに行う忌日の3番目。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致。 |
| 四七日よなのか | 28日目 | 初七日から7日ごとに行う忌日の4番目。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致。 |
| 五七日いつなのか・三十五日 | 35日目 | 「三十五日」は5×7=35日目であることをそのまま数字にした呼び方(七七日が「四十九日」と呼ばれるのと同じ言い換え)。[3][4][5]の表自体にこの別称の記載は無く、命日から35日目であることの言い換えとして本データが付記している。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致(35日目)。「三十五日」の呼称そのものは3ツールの表記には無い。 |
| 六七日むなのか | 42日目 | 初七日から7日ごとに行う忌日の6番目。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致。 |
| 七七日なななのか・四十九日・満中陰・尽七日 | 49日目 | 「四十九日」「満中陰」は[3][4][5]の3ツールすべてが表内に併記。「尽七日(じんしちにち)」は[2]天台宗法話にのみ記載がある別称。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致(49日目、四十九日・満中陰を併記)。尽七日は[2]天台宗法話。 |
| 百箇日ひゃっかにち・百か日・百ヶ日 | 100日目 | 「百か日」は一般に広く使われる表記。[5]浄土宗の別セクション(印刷用の証書風表示)では「百ヶ日」の表記も使われている。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致(100日目、表記は「百箇日」)。 |
年忌(年回)一覧 — 一周忌から百回忌まで
一周忌から百回忌までの14の年忌法要を、満何年目にあたるかとあわせて一覧にしました。「宗派を問わず行う」は曹洞宗・日蓮宗・浄土宗の早見表計算ツール3種が年数まで一致して掲載している13件、「宗派・地域による」は3種のあいだで扱いが割れている1件です。
| 名称 | 満年数 | 扱い | 説明・出典 |
|---|---|---|---|
| 一周忌 | 満1年 | 宗派を問わず行う | 亡くなって満1年目。この代だけ「周忌」と呼び、以降は「回忌」と数える([2]天台宗法話)。[1]浄土宗FAQ「一年目を一周忌」/[2]天台宗法話「丸一年」/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。 |
| 三回忌 | 満2年 | 宗派を問わず行う | 亡くなった日を1回目の忌日と数える数え方のため、満2年目は「二回忌」ではなく「三回忌」になる([2]天台宗法話)。[1]浄土宗FAQ「二年目が三回忌」/[2]天台宗法話「丸二年目」/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。 |
| 七回忌 | 満6年 | 宗派を問わず行う | 満6年目。[1]浄土宗FAQ「六年目が七回忌」/[2]天台宗法話「丸六年目」/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。 |
| 十三回忌 | 満12年 | 宗派を問わず行う | 満12年目。[1]浄土宗FAQ/[2]天台宗法話「丸十二年目」/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。 |
| 十七回忌 | 満16年 | 宗派を問わず行う | 満16年目。[1]浄土宗FAQ/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。 |
| 二十三回忌 | 満22年 | 宗派を問わず行う | 満22年目。浄土真宗系では二十三回忌を行わず二十五回忌にまとめる場合がある([7]、一末寺の案内)。[1]浄土宗FAQ/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。 |
| 二十五回忌 | 満24年 | 宗派・地域による | [3]曹洞宗・[5]浄土宗の早見表には無い。[4]日蓮宗の早見表では二十一・三十回忌と並び「所により施行する」回忌として注記付きで扱われる。浄土真宗の一部寺院の案内([7]、一末寺であり宗派公式の統一見解ではない)では、二十三・二十七回忌の代わりに二十五回忌を行うとしている。[4]日蓮宗早見表(地域による)/[7]正宣寺(浄土真宗本願寺派、一末寺)の案内。 |
| 二十七回忌 | 満26年 | 宗派を問わず行う | 満26年目。浄土真宗系では二十七回忌を行わず二十五回忌にまとめる場合がある([7]、一末寺の案内)。[1]浄土宗FAQ/[3][4][5]早見表ツール3種が一致。 |
| 三十三回忌 | 満32年 | 宗派を問わず行う | 満32年目。[1]によれば三十三回忌または五十回忌をもって「亡くなった人は先祖になる」と考えられてきた、年忌法要の大きな区切りの一つ。[1]浄土宗FAQ/[3][4][5]早見表ツール3種が一致/[7]正宣寺の案内にも記載。 |
| 三十七回忌 | 満36年 | 宗派を問わず行う | [1]浄土宗FAQの本文では三十三回忌の次を「五十回忌の後は五十年ごと」と簡略化して説明しており、三十七回忌への個別の言及は無い。ただし[3][4][5]の3ツールはいずれも三十七回忌を通常の行として計算しており、FAQ文章が省略しているだけで矛盾はない。浄土真宗の一部寺院の案内([7])には無い。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致(FAQ本文[1]には個別の明記なし)。 |
| 四十三回忌 | 満42年 | 宗派を問わず行う | 三十七回忌と同様、[1]のFAQ本文には個別の言及が無いが[3][4][5]の3ツールが一致して計算している。浄土真宗の一部寺院の案内([7])には無い。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致(FAQ本文[1]には個別の明記なし)。 |
| 四十七回忌 | 満46年 | 宗派を問わず行う | 三十七回忌と同様、[1]のFAQ本文には個別の言及が無いが[3][4][5]の3ツールが一致して計算している。浄土真宗の一部寺院の案内([7])には無い。[3][4][5] 早見表ツール3種が一致(FAQ本文[1]には個別の明記なし)。 |
| 五十回忌 | 満49年 | 宗派を問わず行う | 満49年目。[1]によれば三十三回忌または五十回忌をもって「亡くなった人は先祖になる」と考えられてきた区切りで、以降は五十年ごとになる。[1]浄土宗FAQ/[3][4][5]早見表ツール3種が一致/[7]正宣寺の案内にも記載。 |
| 百回忌 | 満99年 | 宗派を問わず行う | [1]浄土宗FAQ「五十回忌の後は五十年ごと」の具体化(五十回忌の50年後)。[4][5]の早見表ツールが「100回忌」を表内に明記(命日2026-01-01なら西暦2125年)。[3]曹洞宗の早見表は百回忌の行を表示しないが「これより50年ずつふえる」と注記しており、五十回忌+50年=百回忌の年で一致するため矛盾はない。 |
2026年に年忌を迎える方の没年早見表
2026年に一周忌から五十回忌のいずれかを迎えるのは、何年に亡くなった方かをまとめました。命日の月日まで分からなくても、亡くなった年から今年の年忌をおおまかに確認できます。二十五回忌は前項のとおり「宗派・地域による」年忌です。
| 年忌 | 没年(西暦) | 和暦 |
|---|---|---|
| 一周忌満1年 | 2025年 | 令和7年 |
| 三回忌満2年 | 2024年 | 令和6年 |
| 七回忌満6年 | 2020年 | 令和2年 |
| 十三回忌満12年 | 2014年 | 平成26年 |
| 十七回忌満16年 | 2010年 | 平成22年 |
| 二十三回忌満22年 | 2004年 | 平成16年 |
| 二十五回忌宗派・地域による満24年 | 2002年 | 平成14年 |
| 二十七回忌満26年 | 2000年 | 平成12年 |
| 三十三回忌満32年 | 1994年 | 平成6年 |
| 三十七回忌満36年 | 1990年 | 平成2年 |
| 四十三回忌満42年 | 1984年 | 昭和59年 |
| 四十七回忌満46年 | 1980年 | 昭和55年 |
| 五十回忌満49年 | 1977年 | 昭和52年 |
和暦は1868年10月23日(明治への改元)以降の年だけ表示しています。それより前の没年は「—」になります。
うるう年(2月29日)が命日の場合の年忌
命日が2月29日の方は、年忌の応当日(◯年後の同じ月日)が存在しない年があります。法事KAZOERUでは、応当する年が閏年でない場合、その年の2月28日を基準にしています(月末に丸める)。これは曹洞宗が公式サイトの計算ツールで採用している扱いと同じで、民法143条2項の「最後の月に応当する日がないときは、その月の末日に満了する」という考え方に倣った設計です。
宗派公式サイトの計算ツールを実際に確認すると、この場面での扱いは3種で分かれていました。日蓮宗の計算ツールは実在しない「2月29日」をそのまま表示し、浄土宗の計算ツールは3月1日に繰り上がります。他のツールで計算し直すと、このページと異なる日付が出ることがあるのはこのためです。
たとえば2024年2月29日が命日の場合、一周忌(2025年)は応当年が閏年でないため2025年2月28日になりますが、十三回忌(2036年)は応当年が閏年にあたるため2036年2月29日のまま計算されます。
宗派による違い — 二十五回忌
年忌の種類そのものにも、宗派・地域による違いがあります。もっとも扱いが分かれるのが二十五回忌です。[3]曹洞宗・[5]浄土宗の早見表には無い。[4]日蓮宗の早見表では二十一・三十回忌と並び「所により施行する」回忌として注記付きで扱われる。浄土真宗の一部寺院の案内([7]、一末寺であり宗派公式の統一見解ではない)では、二十三・二十七回忌の代わりに二十五回忌を行うとしている。
このページでは、二十五回忌を年忌表に含めつつ「宗派・地域による」行として区別し、note欄の出典をそのまま示すことで、特定の宗派全体の決まりであるかのように断定しないようにしています。実際に何回忌を営むかは、ご自身の菩提寺・お寺の案内にしたがってください。
このツールの前提(かならず確認)
- 忌日・年忌とも「正当日」(命日当日を基点に数える)の計算だけを実装しています。命日の前日を基点に数える「逮夜」の計算には対応していません
- 命日が2月29日で、応当する年が閏年でない場合は、その年の2月28日を基準にしています。宗派公式サイトの計算ツールでも扱いが分かれており、他のツールで計算し直すと異なる日付が出ることがあります(詳しくは上記「うるう年(2月29日)が命日の場合の年忌」)
- 二十五回忌は宗派・地域で扱いが分かれます。「浄土真宗は二十五回忌を行う」のように、宗派全体の決まりとして断定はできません(詳しくは上記「宗派による違い」)
- 六曜は暦データの収録期間内の日付だけに表示します。期間から外れる日は「—」にしていますが、日付そのものの計算は期間に関係なく正しく行われます
- 和暦は1868年10月23日(明治への改元)以降の年だけ表示します。それより前の年は西暦だけの表示になります
- 忌日・年忌法要の名称や年数は法令ではなく宗教上の慣習です。法要の日取りを前倒しする慣習の有無など、出典で確認できていない事柄はこのページには書いていません
- この計算は、曹洞宗・日蓮宗・浄土宗が公式サイトで公開している早見表計算ツールの実際の出力と、命日5パターンで突き合わせて検算しています(うるう年2月29日で応当年が閏年でない年忌を除く)
よくある質問
出典
忌日・年忌の名称・日数・年数・宗派による違いは、 [1] 浄土宗公式サイト FAQ「年回法要とはなんですか?」 / [2] 天台宗公式サイト 法話集 No.49「年回の数え方がわからないのですが」 / [3] 曹洞宗 曹洞禅ネット「忌日表(中陰表)・年回表」計算ツール / [4] 日蓮宗ポータルサイト「忌日表(中陰表)・年回表」計算ツール / [5] 浄土宗公式サイト「中陰表・年回表」計算ツール / [6] 浄土真宗本願寺派公式サイト FAQ一覧(年数一覧の不記載を確認) / [7] 光寿山正宣寺(浄土真宗本願寺派・一末寺)「年忌法要」 / [8] 民法(明治二十九年法律第八十九号)第143条2項によります(いずれも2026-09-15取得)。曹洞宗・日蓮宗・浄土宗の早見表計算ツールの実際の出力と、命日5パターンで突き合わせて検算しています。
忌日・年忌法要の名称や年数は法令ではなく宗教上の慣習であり、実際の日取りやお勤めの内容はご自身の菩提寺・お寺にご確認ください。このページは日付の計算のみを行うもので、宗教・法要の手配に関する助言は含みません。