使い方
- 「試験」で、スコアを持っている試験を選ぶ。英検・GTEC・ケンブリッジ英語検定は、受けた級・種類・試験も選ぶ
- スコアを入れる。TOEICはL&Rのスコアを入れ、S&Wも受けたときだけS&Wの欄にも入れる
- CEFRの段階(A1〜C2)と、その判定に使った表、同じ段階に当たる各試験のスコア帯が表示される
- URLに条件を付けて開くと、その条件で最初から表示される(例:
/eigo-score/?test=toeic&score=700&sw=300)。計算欄の下の「この条件のURLをコピー」でも同じ形のURLを作れる
このツールが点数を1対1で換算しないのはなぜ?
このツールは、英検・TOEIC・TOEFL iBT・IELTSの点数どうしを1点ずつ置き換えず、入力したスコアが当たるCEFR(語学力をA1〜C2の6段階で表す国際的な枠組み)の段階と、同じ段階に当たる他の試験のスコア帯を並べて示します。
文部科学省の対照表(平成30年3月)は、各試験のスコアをCEFRの段階に当てた結果を、試験ごとに並べた表です。表の注記は、表中の数値が各試験の定めるスコアであること、スコアが空白の欄はその試験でその段階の能力を認定できないことを意味することを説明しています。2019年1月の文部科学省の「大学推薦における語学要件に関するQ&A」(留学生の推薦に関する資料)では、この対照表を「あくまで一例」とし、他の機関が公表している対照表を使ってもよいと答えています。
IELTSを運営する団体は、IELTSのバンドとCEFRの段階は1対1に対応しないと説明しています(出典欄)。英検とTOEICのような組み合わせについて、点数どうしを直接結ぶ公的な換算表は、このツールの出典にありません。
そのためこのツールは、点数の換算値を出さず、同じ段階に当たるスコアの帯を示します。
英検・TOEIC・TOEFL・IELTSは、CEFRのどの段階でどのスコア帯?(早見表)
文部科学省の表は、CEFRの段階ごとに各試験のスコア帯を並べています。たとえばB1は、英検がCSE 1950〜2299、TOEFL iBTが42〜71、IELTSが4.0〜5.0、TOEIC L&R+S&Wが1150〜1555です。下の3つの表は、その表を3つに分けたものです。行の段階をタップすると、その段階の下限のスコアで計算欄が開きます。
①英検・TOEFL iBT・IELTS
| CEFR | 英検 CSE | TOEFL iBT | IELTS バンド |
|---|---|---|---|
| C2 | — | — | 8.5〜9.0 |
| C1 | 2600〜3299 | 95〜120 | 7.0〜8.0 |
| B2 | 2300〜2599 | 72〜94 | 5.5〜6.5 |
| B1 | 1950〜2299 | 42〜71 | 4.0〜5.0 |
| A2 | 1700〜1949 | — | — |
| A1 | 1400〜1699 | — | — |
②TEAP・TEAP CBT・GTEC
| CEFR | TEAP | TEAP CBT | GTEC |
|---|---|---|---|
| C2 | — | — | — |
| C1 | 375〜400 | 800 | 1350〜1400 |
| B2 | 309〜374 | 600〜795 | 1190〜1349 |
| B1 | 225〜308 | 420〜595 | 960〜1189 |
| A2 | 135〜224 | 235〜415 | 690〜959 |
| A1 | — | — | 270〜689 |
③TOEIC(L&R+S&W)・ケンブリッジ英語検定
| CEFR | TOEIC L&R+S&W | ケンブリッジ スケール |
|---|---|---|
| C2 | — | 200〜230 |
| C1 | 1845〜1990 | 180〜199 |
| B2 | 1560〜1840 | 160〜179 |
| B1 | 1150〜1555 | 140〜159 |
| A2 | 625〜1145 | 120〜139 |
| A1 | 320〜620 | 100〜119 |
「—」は、文部科学省の表でその段階のスコアが空白になっている欄です(表の注記: スコアが空白の欄は、その試験でその段階の能力を認定できないことを意味する)。英検・GTEC・ケンブリッジ英語検定は、級・種類・試験ごとに判定できる範囲があるので、全ての級・種類・試験がその段階の帯を判定できるわけではありません。
英検は、級ごとにどの段階まで判定できる?
英検は、受けた級ごとにCEFRを判定できるCSEスコア(4技能の合計)の範囲が決まっています。たとえば2級は1728〜2299で、B1までの判定です。文部科学省の表の「各級合格スコア」は、英検協会が示す一次試験と二次試験の合格基準スコアの合計と同じ値で、1級なら2028+602=2630です。
| 級 | 合格基準 スコアの合計 | 算出範囲 (CSE) | 合格スコア の段階 |
|---|---|---|---|
| 1級 | 2630 | 2304〜3299 | C1 |
| 準1級 | 2304 | 1980〜2599 | B2 |
| 2級 | 1980 | 1728〜2299 | B1 |
| 準2級プラス※ | 1829 | 1550〜1949 | A2 |
| 準2級 | 1728 | 1400〜1949 | A2 |
| 3級 | 1456 | 1400〜1699 | A1 |
※準2級プラスは、文部科学省の表(平成30年3月)の級ではなく、英検協会の公表で足した級です。算出範囲の下限(CSE 1550)と合格基準スコアは英検協会の公表で、各段階のCSEスコアは文部科学省の表と同じです。級名をタップすると、その級の合格基準スコアの合計で計算欄が開きます。
TOEIC L&Rだけのスコアは、どう判定している?
文部科学省の表のTOEICの欄は、L&RとS&Wを合わせた4技能の欄です。TOEIC L&Rだけのスコアは、IIBCが示す技能別の最低スコア(ETS(Educational Testing Service)の研究)を、当サイトがリスニングとリーディングで足した値で判定しています。下の表は、IIBCが示すリスニングとリーディングの最低スコアと、当サイトが足したL&Rの合計です。文部科学省の表のTOEICの欄は、この2技能にS&Wの2技能(スコアを2.5倍)を足したもので、L&Rの合計はその一部にあたります。
| CEFR | リスニング | リーディング | L&R合計 (当サイトが足した値) |
|---|---|---|---|
| C1 | 490〜 | 455〜 | 945〜990 |
| B2 | 400〜 | 385〜 | 785〜940 |
| B1 | 275〜 | 275〜 | 550〜780 |
| A2 | 110〜 | 115〜 | 225〜545 |
| A1 | 60〜 | 60〜 | 120〜220 |
この表のL&Rの合計(当サイトが足した値)は、文部科学省の表のTOEICの下限(320・625・1150・1560・1845)から、S&Wの2技能の最低スコアを足した値(80・160・240・310・360)の2.5倍を引いた値と同じです(C1なら1845−2.5×360=945)。上限は、文部科学省の表のTOEICの欄と同じく、次の段階の下限より5点低い値にしています。C2は、ETSの研究で最低スコアが「N/A」(該当なし)とされています。
スコアが範囲の外のときは、どう扱う?
英検・GTEC・ケンブリッジ英語検定は、級・種類・試験ごとに、CEFRを判定できるスコアの範囲があります。文部科学省の表の注記では、範囲を下回った場合はCEFRの判定は行われず、範囲を上回った場合は範囲の上限に位置付けられているCEFRの判定が行われます。
たとえば英検2級の範囲は1728〜2299で、CSEが2300以上でもB1として扱い、1727以下は判定されません。英検3級は1400〜1699で、これを上回ればA1として扱います。GTEC Coreは270〜840で、A2までの判定です。
CEFRの6段階とは?
CEFR(セファール。ヨーロッパ言語共通参照枠)は、欧州評議会が2001年に公表した、外国語の力を6つの段階で表す枠組みです。基礎段階の言語使用者(A1・A2)、自立した言語使用者(B1・B2)、熟練した言語使用者(C1・C2)に分かれます。文部科学省の資料の説明では、語学のシラバスやカリキュラムの手引きの作成、教材の編集、外国語の運用能力の評価の基盤になるものとされています。
このツールの前提
- 文部科学省「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」(平成30年3月)の数値をそのまま使っています。試験団体が公表している対応がこの表と違う試験(GTEC・TOEFL iBTなど)は、よくある質問に書いています
- 英検は、1級〜3級に準2級プラスを加えた級の、4技能の合計のCSEスコアで判定します。4級・5級は、英検協会がCEFRの算出範囲の外としているため扱っていません
- TOEICは、L&Rのスコアに、S&Wを2.5倍して足した合計で判定します(S&Wを入れたとき)。L&Rだけのときは、文部科学省の表のTOEICの欄が4技能の欄のため、IIBCが示す技能別の最低スコアを当サイトがリスニングとリーディングで足した値で判定します
- TOEFL iBTは0〜120の合計、IELTSはオーバーオールバンド(0.5刻み)、GTEC・TEAP・TEAP CBTは4技能の合計、ケンブリッジ英語検定はスケールスコア(100〜230)で入力します。技能ごとのスコアは見ていません
- 点数は整数で入力します(IELTSは0.5刻み)。判定は、各段階の下限以上のいちばん高い段階を選びます
- 大学ごとの換算表・TOEFL ITP・TOEIC Bridgeは扱っていません
- 表の数値は各試験が定めるスコアで、点数どうしを置き換えるものではありません。出願・入学・留学の条件は、志望先の大学や機関の募集要項で確認してください
このツールは、公表されている対照表の数値と注記にもとづいて、入力したスコアがCEFRのどの段階に当たるかを調べる計算ツールです。点数の換算値や、出願・入学・留学の条件を満たすかどうかを示すものではありません。条件は、志望先の大学や機関の募集要項で確認してください。
よくある質問
英検の何点がTOEICの何点にあたるか、点数で示してくれますか?
英検2級はTOEICで何点にあたりますか?
英検準1級はTOEICで何点にあたりますか?
大学入試で使われる英検スコアの換算表と同じですか?
TOEIC L&Rだけで判定してよいのですか?
TOEIC S&Wも受けたときは、どう入れますか?
結果が「—」になるのは、どんなときですか?
TOEFL iBTの1〜6の表示は、このツールで使えますか?
TOEFL iBTは、文部科学省の表とETSの表で違いがありますか?
GTECは、ベネッセの公表と文部科学省の表で違いがありますか?
IELTSの5.0や8.0は、どの段階ですか?
TEAP CBTとGTEC CBTは、試験の実施を終えていますか?
TOEFL ITPやTOEIC Bridge、英検4級・5級は計算できますか?
出典
- 文部科学省「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」(平成30年3月)(数値表(1頁)と注記)
- 文部科学省「大学推薦における語学要件に関するQ&A」(2019年1月21日版)(対照表の位置づけ(Q-1))
- 日本英語検定協会「英検CSEスコアとは」(各級の合格基準スコア・CEFR算出範囲・準2級プラス)
- 日本英語検定協会「英検CSEスコアでの合否判定方法について」(各級の技能ごとの満点スコア)
- 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)「TOEIC Program各テストスコアとCEFRとの対照表」(技能別の最低スコア)
- IIBC「TOEIC TestsスコアのCEFRレベルマッピング方法について」(PDF)(ETSの研究の概略と、技能別の最低スコアの表)
- ETS「TOEFL iBT Score Breakdown」(2026年1月21日からの1〜6の尺度と、0〜120との比較)
- ETS「TOEFL iBT Score Scale 1 to 6: CEFR & IELTS Comparison」(1〜6のバンドとCEFR)
- ETS India「Compare TOEFL iBT Scores」(0〜120の合計とCEFRの対応)
- IELTS「IELTS and the CEFR」(IELTSのバンドとCEFRの関係・境目の扱い)
- ケンブリッジ大学出版・試験開発部門「ケンブリッジ英語検定とスケールスコアについて(2022年7月更新)」(スケールスコアとCEFR)
- ベネッセ「GTEC」スコア・CEFRレベル(Core・Basic・Advancedの4技能合計の段階)
- ベネッセ「「GTEC」CBTタイプ実施終了のお知らせ」(2025年10月)(GTEC CBTの終了と成績の有効期限)
- 日本英語検定協会「TEAP」(TEAPの各技能は100点満点)
- 日本英語検定協会「2026年3月31日(火)をもって「TEAP CBT」の成績表再発行を終了します」(TEAP CBTは2024年度で試験実施を終了)
表の数値は「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」(平成30年3月)のとおりで、変更していません。表を3つに分けて並べたことと、入力したスコアの判定の計算は合同会社YOSAGEが行ったものです。
当サイトは民間のサイトで、文部科学省、日本英語検定協会、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)、ETS、IELTSを運営する団体、ケンブリッジ大学出版・試験開発部門、ベネッセコーポレーションなど、表や出典に挙げた機関が作成・監修したものではありません。